7月15日、最高気温が34°という暑さの中で「ういてまて」教室が行われました。
水難学会の5名の方々をお迎えし、元気よく楽しい挨拶から始まりました。
「もし、海や川でおぼれた時にどうするのか」
これから始まる楽しい夏休みを安全に過ごすため、
溺れた人だけでなく周りにいる人にも何ができるのか
ということについて、イラストを交えて丁寧に教えていただきました。
子どもたちも真剣に聞いている姿が見られ、たくさんの質問が飛び交いました。
浮いて待つ、118を呼ぶ、何か浮くものを投げて励ます、ということをキーワードにようやく実践です!
まずは冷たい水に体を慣らすために、全員で流れるプールを行いました。
服が水に濡れてちょっと寒いことも忘れ、みんな楽しそうです!
浮くものには何があるのかな、、、?
ランドセル、ライフジャケット、カップめん、運動靴などたくさんありました。
上履きが浮かないというのは、意外な発見でした。
水難学会の方々のお手本を見て、背浮きの実践です。
みんな初めてだとは思えないほど上手でした!
その後は、ペットボトルを持って背浮きの実践です。
普通の背浮きで浮くことができていない子も
ペットボトルを使うと、上手に浮くことができるようになっていました。
背浮きのテストもしっかりと頑張ることができました!
2時間もあっという間に過ぎ、
最後に水難学会の方々から、着衣泳教室修了証をいただきました!
今回の「ういてまて」教室では、たくさんの保護者の方々に参加をしていただき、
実際にプールに入って実践もしていただくことができました。
夏になると多くなる水難事故。
着衣泳を行った子どもが助かり、助けに行った親が亡くなってしまう、
という悲しいニュースをよく耳にします。
来週からは楽しい夏休みが始まります。
きっと海に行かれるご家庭も多いかと思いますが、
溺れたら浮いて待つ、海では118を呼ぶ、何か浮くものを投げて励ます、
ということを忘れずにお出かけをしてほしいと思います!
第5学年
長澤 望