報告が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。

 

昨年の10月に来たアオウミガメの赤ちゃんですが、無事に8月17日、故郷の小笠原の海にかえりました。

 

25時間半、船に揺られてはるばる小笠原へ!

浜松町の竹芝桟橋から出港です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この長時間の船旅、“みらい”と“きぼう”がエコノミー症候群にならないか不安で不安で、何度も様子を見に行きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小笠原に到着!

小笠原は日差しが強くて、目も開けられないほど。

海はキレイでした!感動しました!!

東洋のガラパゴスと呼ばれるだけあって、固有種が多く独特な雰囲気・・・

私としては永住したいなぁ・・・と(*^_^*)

 

 

 

 

 

 

小笠原固有種の魚“ユウゼン”

 

 

 

 

 

お世話になっていた、NPO法人ELNAが運営している“小笠原海洋センター”を訪問してきました。

ここにはウミガメやザトウクジラの生態に関する写真やパネル、資料などがあり、分かりやすい解説となっていました。小笠原小学校の子どもたちが学習したまとめなどの展示もあり、ウミガメについて詳しく勉強することができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、人的影響で自然での孵化・脱出が困難な卵を孵化させる、人工孵化場もありました。

“みらい”と“きぼう”も大村海岸から移植され、こちらで孵化しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海洋センターを見学した後、いよいよ海にかえします。

海洋センターの方と一緒に最後の測定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小笠原の地を体に憶えさせるため、砂浜を歩かせました。

また小笠原に帰ってきてね・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海に入るときは少し戸惑っていましたが、その後はためらうこともなく泳いでいってしまいました。

 

振り返ることもなく、パタパタパタっ・・・

海に入ってからも、すいすいすい~・・・

 

私は『自分は号泣してしまうんだろうな』と思っていたのですが、あっという間の出来ごとだったので、泣くこともなく見送りました(T_T)

 

 

2学期に入り、全校朝礼で子どもたちにもスライドで報告しました。

子どもたちは真剣に見ており、後で聞いたら「感動した」「元気かな?」と話してくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今頃、元気に大海原を泳いでいるのかなぁ~

ちゃんとエサを捕まえて食べてるかなぁ~

 

と、心配ではありますが、きっと元気に成長していることでしょう!

 

この“みらい”と“きぼう”がさとえ学園小学校に来たことで、環境問題や自然保護を考える良い機会になったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さとえ学園小学校

さとえ水族館

住友 幸子  >゜))))彡

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