6月9日(木)
生活科では
「しぜんと友だちになろう」というめあてのもと
諸感覚を鍛える授業を行っています。
“みる”わざ
“さわる”わざ
“におう”わざ
“きく”わざ
“あじわう”わざ
一つひとつを鍛える授業を行ってきました。
これからいきもの探しに出かけるのですが、
これらのわざが身についていないと
なかなか見つけられません。
今日は、そのわざが
きちんと身についたかどうかのテストです。
1年生一人ひとりにiPadを持たせました。
まずは、ウォーミングアップ。
”みる”わざのテストです。
iPadにたくさんのクローバが写っている写真を
保存しておきます。
題して「四つ葉のクローバーをさがせ!!」です。
子どもたちは、ピンチをして拡大したり、
ドラッグして位置を移動させたりして、
教えなくてもiPadを使いこなして
四つ葉のクローバーを探していました。
一人1台をもたせた理由として、
個人での試行錯誤をさせたかったからです。
グループで一台になると、
どうしてもわかった子がすぐに教えてしまいます。
思考力を身につけるためにまず大切なことは、
「一人で考える時間をつくる」ことです。
そのためにも一人1台が必要でした。
さて、さすが“みる”わざを鍛えただけあります。
あっという間にみんな見つけてしまいました。
いよいよ本番です。
こんな写真を一人ひとりのiPadに送りました。
さて、この中にはある虫さんがかくれています。
探し出してみてください。
さきほどと同じようにピンチしたり、
ドラッグして動かしたりして
“みる”わざをつかってさがします。
しかし、なかなか見つかりません。
ヒントを与えて、やっと見つける子がちらほら。
そうすると、子どもたちはわからない子に
自分のiPadを持ち歩いて
答えを教えるのではなく
ヒントを出していました。
学び合う姿がとても素敵でした。
答えがわかった子どもたちでしたが
何だかすっきりしません。
自分たちの“みる”わざはダメだったのか・・・
このように、子どもたちは“みる”わざだけでは
虫さんたちを捕まえられないことに気付きます。
そこで、さらに必要なわざは何でしょうか。
さて、いったい他のどのわざを使って
見つけることができたのでしょうか。
生活科担当
山中 昭岳