12月10日
2年生の生活科の授業で大根の収穫をおこないました。
9月に種をまき、間引き、土寄せ、雑草取り・・・
子どもたちの力だけで、野菜を育てるのは大変です。
間引きをして大事に育てようとしっかり土を固めて (粘土のように) 、その付近の大根は全滅してしまったり・・・けれどもそんな体験も重要です。
勿論、無農薬栽培。なかにはタヌキが齧った跡があります。葉にはイモ虫が付いています。
スーパーには売られていない大根をあえて観察します。
タヌキの足跡も発見できました。
収穫するのもひと苦労。抜いてみると、葉も含めて自分の背丈くらいのものもあり、持ち帰るのも大変です。
『先生がかわりに、もらってあげようかー?』『やだー!!』3カ月もの間、自分が育てた大根です。特別な想いが込められています。
食べるまでが学習です。『サラダにして食べた。』『葉っぱをふりかけにした。』『意外と甘かった。』
五感を活かした価値ある体験。この時期にしかできない学習だと思います。
さとえ学園小学校
第2学年
齊藤喜一