3月1日に第1、2学年で「ひなまつり」を行いました。「ひなまつり」は、1年生にとって初めての進行役を務める行事となります。担当は、1組が司会進行、2組が紙芝居、3組が学習内容発表とクイズの係となりました。係を任された子どもたちは、休み時間を使って練習をしたり、「先生!上手に読めているか聞いていてください!」と声をかけてきたり、本番に向けて一生懸命練習する姿が見られました。

そして、「ひなまつり」当日となりました。緊張してガチガチな子がたくさんいるんだろうなぁと思いつつ、朝の子どもたちの様子を見ていると、意外にもリラックスしている子が多くてビックリしました。「早く始まらないかなぁ。」と口にする子までいました。今日までどれほど練習してきたかということが子どもたちの様子に表れていました。

さぁ、いよいよ本番です。目の前には、校長先生や教頭先生、これまで多くの行事で上手な進行役を務めていた2年生がいます。お雛様は、1年生に「成功」という2文字をプレゼントしてくれるのでしょうか。

結果は・・・・・・・・・・・大成功です。

お雛様は2文字ではなく、3文字もプレゼントしてくださりました。1組の司会進行を務めた子どもは、最初から最後まで上手に進行することができました。2組の「おひなさまになったにんぎょう」という紙芝居を読んだ子どもは、ナレーターとセリフの部分の声を変えて工夫し、ゆっくりはっきりと読むことができたので、みんな聞き入っていました。3組のひなまつりの学習発表とクイズを担当した子どもは、難しい言葉がたくさんある文章もスラスラと読むことができ、クイズでは2年生を大いに盛り上げていました。係を務めた子どもたち全員が、練習の成果を十分に発揮することができました。

閉会式の教頭先生の講評でも、「1年生、たいへん立派でした。」と御褒めの言葉をいただき、とても嬉しそうな表情を浮かべていました。2年生からも「すごく楽しかった。」、「1年生上手だった。」、「へぇーって思うことがいっぱいあった。」と感想を伝えてくれました。これも、今まで1年生のお兄さんお姉さんとして立派な姿を見せてくれた2年生のおかげかなと思いました。

 

1年生の1年間を締めくくる行事「ひなまつり」で、成長を実感できたとても素晴らしい行事となりました。

 

 

さとえ学園小学校

第1学年

佐瀬 裕大

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