進路選択は成人にとっても永遠の課題(5)

 

テレビが都会の華やかさを伝える中で、
国民のほとんどが大都市に集中して
しまった。

農村で米を作り、食料の自給率を維持
することがどれほど大切か。それがしっ
かり指導さ れていないから、農村の
ほとんどが過疎化してしまったのである。

戦後教育は 「子どもが望むようにやらせる」
ということを前提に展開してきた。子どもは、
好きな学校に行って良いし、好きな職業を
選んで良いのである。

昔はそうではなかった。農家の長男には、
親の跡継ぎとして農業を続けることが、
動か し難い責任として求められた。

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息子達もこれに忠実に従った。 今はそう
ではない。息子も娘も、好きなように都会に
出払って、村そのものは過疎化の 一途を
辿り、ついには村そのものの崩壊を来たした。

 

その6につづく…

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