進路選択は成人にとっても永遠の課題(6)

 

私が代用教員を務めた中学校と小学校
(併置小中学校と呼んだ)は、児童生徒数、
合わせ て180人くらいであった。

今その部落の人口は20人いない。本村の
小学校には700人の小学生がいたが、
今は20人程だそうである。

農村がこれほど疲弊して、国家は本当に
その存在を維持し続けられるものだろうか。

その意味で進路指導は、子ども達自身の
ためだけでなく、社会や国家全体という
見地からも 考え直さなくてはならないと
思うのである。

 

<完>

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