出題に正対する
一番大切なことは出題に正対することである。
つまり「聞かれたこと」に、しっかりと答える事で
ある。典型問題であると説例問題であるとを
問わない。
易しいことのようだが、これが意外に難しい。
出題に正対することに成功すれば、論文試験
では八分通り合格と考えて良い。それほど出題
に正対することは大切なのである。
過去問に当たり、現代の高校生に対して、大人
の世代が何を問うてくる可能性があるか、じっくり
と考え、自分が出題者になった積もりで「仮定出題」を
30問ほど作ってみると良い。似たようなものを除去して
いけば、出題範囲は意外に限定されてくるものだ。
自分なりに30の出題を想定することは割合難しいもの
である。
その2につづく…