論文の書き方(2)

論文展開の構想を練る

論文執筆に先立ち、充分に構想を練らなくてはならない。
字の巧拙は、立派であるに越した事はないが、それは
論文の合否にほとんど影響しない。

一通りの漢字を使用してあれば、この点で落第扱いされる
ことはない。但し漢字を適切に用いず、ひらがなばかりを
多用すれば、多少減点の対象となることはある。必要な
漢字はしっかりと用いることだ。

child-studying
繰り返すが、構想を充分練ることは極めて大切である。
闘志がなければ構想に時間をかけることはできない。
弱気な人ほど、深く考えずに筆を起こしがちである。

「待て暫し」と、はやる心を抑えて充分に構想を練る事だ。
構想も立っていないのに筆を起こすことは敗北に直結する。
私は60分の持ち時間のうち、25分は構想を練ったも
のである。もっとも私の場合は筆速が速いからこうしたが、
一般には構想に当てられる時間は三分の一程度が適切
であるかも知れない。

 

その3につづく…

 

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