現2 年3 年には、多少の学力差があ
る。この諸君が内進してきたときには、
一年間Ⅰ 類としてクラスを編成し、
主要教科について、能力別指導を
行う事になっている。高校2 年になる
ときには、それぞれの学力に応じて、
Ⅰ類 Ⅱ類 Ⅲ類に分かれる。

狭山ヶ丘高等学校付属中学校校長メッセージ
しかし、現中等部2 年、3 年生の諸
君らの中には、「自分たちは、高校卒業
の時、必ず東大に合格したいのだ」と
いう声を持つ人が少なくない。

そこで私は考えるのだが、英語、数
学、国語、理科、社会については、希望
者を特別に選考して、「東大特講」とで
も呼ぶべきグループ( 授業グループ)
を作り、その志に応えたいと思うのだ。

「特講」への「入室試験」は、9 月以
降、毎月行っても良いと考えている。
そうして、高校からの諸君の努力と共
に、東大への、二桁合格を是非とも達
成したいと思うのだ。

もっとも私は、必ずしも東大に拘る
ものではなく、東京工大 一橋大 北
大 東北大 京大 阪大等の、旧七帝
大、若しくはこれと同等の大学でも良
いと考えている。筑波には、今年三人
が合格したが、これも、東大同等の大
学である。

中等部1 年生、来年4 月に入学する
中学生については、全員をそのまま、
中高一貫部として3 年まで持って行
き、全員を東大に挑戦させたいと考え
ている。あるいは、東大特講を、内進
高入双方にまとめて、入室試験を行
うというような場面も出てくるかも知
れない。生徒諸君、先生方の意見も伺
って、次の一歩を決定して行く。

(完)

ページ
TOP