活字を友とせよ!
映像文化だけでは知性が育ちにくい。
テレビが一番恐れるのは、チャンネルを
切り換えられることである。民放の財政は、
すべてコマーシャルに依存しているの
だから、無理もない。

 

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最近のテレビのほとんどは、何かを売る
「販売テレビ」になってしまっている。
お笑い芸人を登場させたり、異常なほど、
視聴者に気に入られようと努力する。
常に薄笑いを浮かべて登場するお笑い
芸人もいる。そんな中で知性が、育つ
だろうか。
新聞、(しっかりした)雑誌を読むことが
大切だ。新聞には社説や、大学の優れた
学者の論文が載ったりする。あれをじっくり
読むことだ。

 

優れた文学作品を読むことも大切だ。私が
大好きな菊池寛先生は、「文芸は、実人生
の地理、歴史」と言っておられる。文藝春秋
社を作り、芥川賞を創設した先生だ。
活字の向こうには天才がいる。パスカルでも
トルストイでも、君たちは、いつでもこれらの
天才達と交わることができるのだ。

活字に親しむことは、国語力を育成し、英語
の学習にも役立つ。大きな志を持って活字に
親しんで欲しい。

 

 

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