中学2年生の授業で、ファイナンシャルプランナーの米岡氏にご来校いただき、講演をしていただきました。

現在、社会科の授業では経済分野を扱っています。

2学期が始まり、日本経済の歴史、消費者の権利と保護(クーリングオフ制度)、生産・流通のしくみ(株式会社など)、価格の決定方式(完全競争市場、市場の失敗)などについて学習してきました。

中間試験が終わり、12月までの間に政府の役割、金融の働き、労働者の権利などについて学習していきます。

経済分野の授業はどうしても理論的なものに走りがちですが、聖学院中学校の社会科では「学んでいる内容が現実の社会とどのようにつながっているか、関連しているか?」ということを大切にしています。

また、その現実を学習・理解した上で、そのことについてどのように考えるか、ということを大切にしています。

今回は政府の役割として社会保障制度について学習しましたが、そのまとめとして、社会保険を補完する民間の保険がどのような理念に基づいて作られ、どのように運用されているのか、ということを米岡氏に話をしてもらいました。

終身保険、養老保険、定期保険など難しい話もありましたが、生徒達は世の中は複雑なしくみで成り立っているということを実感できた講演会でした。

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