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選んだ「問い」について、それぞれの考えをもとに対話する
高校3年生文系の現代文分野の授業では今年度、週1〜2コマを「『問い』への射程」の時間と名づけています。この時間は、一人ひとりが自分の「問い」を問うことができるようになることを目的としています。
なかでもRegular Classの高3A組は、現代文分野週4コマの授業のうち、連続2コマの授業がある木曜日を、この時間に充てています。
それはなぜか。
Regular Classこそは「自分自身の問いを本気で問い、それをもとに生き方を選んでいける、聖学院でもっとも普遍的なクラス」だからです。
希望する進路先も、それを叶える方法(受験方式など)も、分野も、もっとも多様なクラスがここです。
それはつまり、「自分の問いに出会うこと」「問い方を身につけること」に本気で向き合うべきだし、それができる自由の担保されたクラスであるということです。
自分の中に「問い」をもって、この学院を巣立っていくこと。
そしてその「問い」を、自分の人生のなかで真に自らのものとして引き受け、問い続けていく人間であること。
そのために、あえて「受験対策のための講義」だけですべてを埋めるのではなく、こうした時間を設けています。(国語科・高3現代文分野担当:土屋遥一朗)
【高3文系現代文 Regular Class】「問い」を問うための時間⇒コチラから