2016年度から、みつばちを屋上で飼育し、採蜜・加工・販売するといった「みつばちプロジェクト」に取り組んできました。身近な食と社会を自分のものとして捉え、様々な形で社会に関わっていこうという、ビジネスプロジェクトです。
また、みつばちがどのような生態的特徴をもち、いつ・どんな花々から蜜や花粉を集めているのかを探るサイエンスプロジェクトです。
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屋上に設置している3群の巣箱
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巣箱のなかのみつばち
聖学院の蜂蜜の特徴は4つあります。
①百花蜜です。採蜜の時期によって花の種類が変わってきますので、味も香りも色もまったくと言っていいほど違うものになっています。
②無添加です。ミツバチの病気などを防ぐための薬品は一切使用していません。
③無加糖です。一般の蜂蜜には、砂糖水や水あめなどの糖類を混入しているものもありますが、聖学院の蜂蜜は無加糖の百パーセント純粋蜂蜜です。
④非加熱です。一般的には作業効率を上げるために50~60℃に加熱しています。加熱すると酵素が壊れ、栄養価が落ちてしまいます。聖学院の蜂蜜は非加熱ですので栄養価の高い、風味豊かな蜂蜜になっています。
今年の収量は、昨年の25kgを大幅に超える約80kgにもなりました。数量限定ですが、創立記念祭(文化祭)で販売します。
みつばちプロジェクトを通して様々なイベント、コンテストに参加しています。次回はその内容をご紹介します。