高Ⅱ学年は3学期を「高校Ⅲ年生0学期」とし、志望理由書を書くことで、進路と受験に対しての意識向上に取り組んできました。終業式の後にⅡ年生最後の学年集会を持ちました。

今回は、先日卒業した先輩5人が「合格体験」をお話しくださり、アドバイスをしてくださいました。後輩のために、進学準備のお忙しい中を、勉強とクラブ活動両立の工夫、学習計画の立て方と修正法、生活リズム大切さなど、そしてユーモアを交えながらの「受験日実況放送」もあり、和やかな中にも厳しく自己を律してきた先輩たちの受験生活を紹介くださりました。

今回お話ししてくださったそれぞれの先輩の進学先は、明治大学経営学部、早稲田大学スポーツ科学部、上智大学経済学部、千葉大学医学部、北海道大学総合理系に進む皆さんです。

Ⅱ年生最後の学年集会は0学期の仕上げの時として有意義な時間を過ごせました。

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期末試験休み中を利用し、3月9日(木)に12月末実施したタイ研修旅行の振り返りワークショップを行いました。

ねらいは研修旅行から2か月が過ぎ、日常生活に戻っている中で、研修旅行での経験を過去のこととして、流すのではなく今後の活動に活かせるようにしていくことです。そのため「視点」ではなく「視座」を変えた立ち位置で物事を考えられるプログラムを実施したいと考えました。

今回はこども国連環境会議推進協会の事務局長を務められている井澤友郭氏をお招きし、井澤氏が行われているSDGs×LEGO®SERIOUS PLAY®(*以降LSPと称する。)を本校のタイ研修旅行を絡めた形で行っていただきました。SDGsとは国連で2015年に採択されたアジェンダのことで2030年までに持続可能な開発目標を17項目挙げています。

開発ときくと発展途上国のみを思い浮かべがちですが先進国にも同様の課題があり、持続可能というのがとても大きなテーマとなります。ワークショップでは課題がどこにあるのかをカードゲームを通して気づかせる仕組みとなっており、併せてLSPをカードゲームの事前事後に行うことで自分の考えの変化に気づくことができ、とても深い学びの時間となりました。

最後のワークシートでは経済(開発)と環境、社会のつながりについて学べたことに対する感想が多くみられました。 経済(開発)だけを優先してしまうとお金と時間だけを費やし、環境と社会が置き去りになってしまい、結果として持続せず、この3つの関係性をどのようにしていくべきかを考えるようになっていました。また、他人ごとにせず自分事としてとらえている感想もあり、今後の彼らの活動が楽しみです。

本校では、新高Ⅱ理系生徒は「課題研究」を行います。「課題研究」は生徒1人1人が春にテーマを決め、夏に実験を行い、秋にポスター発表をするという半年間で行う研究活動の実践プログラムです。

3月7日(火)に教育NPOであるROJEの協力のもと、テーマを決める準備を行いました。
マインドマップを用いて自分を一度見つめ直し、興味のあるものから研究テーマを探っていきました。友達と意見を交わし、多様な実験項目を連想しました。
生徒達は春休み中に研究テーマを絞り込みます。納得のいく研究テーマをぜひ見つけて欲しいと期待しています。

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先週3月4日(土)高校の卒業式でした。送り出す生徒諸君の成長ぶりにいつも驚き感動します。爽やかな青年になりました。全員で写真をとりました。これから何十年と友達です。楽しそうな諸君に触れて、自分がこんな生徒たちの担任だったらどんなによかっただろうかと、ウルウルしました。でももうお別れです。

かつて、送り出す日、一人ひとりを抱きしめたくなりました。卒業式の2か月くらい前から実は涙がでていました。別れたくないんです、ずっと一緒にいたいのです。でもきっぱりと別れなくてはなりません。力強く明るく送り出さねばなりません。彼らはたくさんのお土産をもって帰ってきてくれるでしょう。

2週間もすると桜が咲き新入生がやってきます。また楽しみです。教師とは有り難くもったいない仕事です。

校長 戸邉治朗

3月14日(火)10:30~12:00、新6年生以下の皆様を対象に「2017年度入試報告会」を開催します。

■2017年度入試結果と傾向
■思考力入試の結果と2020年度大学入試に向けての展望
■2018年度入試に向けて
・校内見学、個別相談(希望者のみ)

ホームページからの予約受付は終了しましたが、当日受付も可能です。
皆さまのご来校お待ちしています。

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聖学院図書館では月に一度『図書館だより』を発行し、

生徒が本を通して、人に出会い、自分と出会うことを推進しています

 

今回は…国語科から

 

疲れていませんか、心が。

 

各作家に対しての書簡を、手紙という形式で著してみました。

時代を織りなした作家たち・時代を織りなすであろう作家たちの声に耳を澄まして、

心を揺さぶられてください。

 

そして、読書の楽しさを体現してみてください
(↓クリックして拡大)
知の扉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆★貸し借りだけでない、図書館☆★

聖学院図書館は、生徒に限らず、保護者や先生方が読書を通して人とつながることができるよう、様々な企画を用意して、皆様のお越しをお待ちしています。

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