3月17日(金)高校終業式と中学卒業式が行われました。
中高一貫校ですが、新しい学年に向けてけじめの時を迎えました。
期末試験休み中を利用し、3月9日(木)に12月末実施したタイ研修旅行の振り返りワークショップを行いました。
ねらいは研修旅行から2か月が過ぎ、日常生活に戻っている中で、研修旅行での経験を過去のこととして、流すのではなく今後の活動に活かせるようにしていくことです。そのため「視点」ではなく「視座」を変えた立ち位置で物事を考えられるプログラムを実施したいと考えました。
今回はこども国連環境会議推進協会の事務局長を務められている井澤友郭氏をお招きし、井澤氏が行われているSDGs×LEGO®SERIOUS PLAY®(*以降LSPと称する。)を本校のタイ研修旅行を絡めた形で行っていただきました。SDGsとは国連で2015年に採択されたアジェンダのことで2030年までに持続可能な開発目標を17項目挙げています。
開発ときくと発展途上国のみを思い浮かべがちですが先進国にも同様の課題があり、持続可能というのがとても大きなテーマとなります。ワークショップでは課題がどこにあるのかをカードゲームを通して気づかせる仕組みとなっており、併せてLSPをカードゲームの事前事後に行うことで自分の考えの変化に気づくことができ、とても深い学びの時間となりました。
最後のワークシートでは経済(開発)と環境、社会のつながりについて学べたことに対する感想が多くみられました。 経済(開発)だけを優先してしまうとお金と時間だけを費やし、環境と社会が置き去りになってしまい、結果として持続せず、この3つの関係性をどのようにしていくべきかを考えるようになっていました。また、他人ごとにせず自分事としてとらえている感想もあり、今後の彼らの活動が楽しみです。
本校では、新高Ⅱ理系生徒は「課題研究」を行います。「課題研究」は生徒1人1人が春にテーマを決め、夏に実験を行い、秋にポスター発表をするという半年間で行う研究活動の実践プログラムです。
3月7日(火)に教育NPOであるROJEの協力のもと、テーマを決める準備を行いました。
マインドマップを用いて自分を一度見つめ直し、興味のあるものから研究テーマを探っていきました。友達と意見を交わし、多様な実験項目を連想しました。
生徒達は春休み中に研究テーマを絞り込みます。納得のいく研究テーマをぜひ見つけて欲しいと期待しています。
先週3月4日(土)高校の卒業式でした。送り出す生徒諸君の成長ぶりにいつも驚き感動します。爽やかな青年になりました。全員で写真をとりました。これから何十年と友達です。楽しそうな諸君に触れて、自分がこんな生徒たちの担任だったらどんなによかっただろうかと、ウルウルしました。でももうお別れです。
かつて、送り出す日、一人ひとりを抱きしめたくなりました。卒業式の2か月くらい前から実は涙がでていました。別れたくないんです、ずっと一緒にいたいのです。でもきっぱりと別れなくてはなりません。力強く明るく送り出さねばなりません。彼らはたくさんのお土産をもって帰ってきてくれるでしょう。
2週間もすると桜が咲き新入生がやってきます。また楽しみです。教師とは有り難くもったいない仕事です。
校長 戸邉治朗
3月14日(火)10:30~12:00、新6年生以下の皆様を対象に「2017年度入試報告会」を開催します。
■2017年度入試結果と傾向
■思考力入試の結果と2020年度大学入試に向けての展望
■2018年度入試に向けて
・校内見学、個別相談(希望者のみ)
ホームページからの予約受付は終了しましたが、当日受付も可能です。
皆さまのご来校お待ちしています。
2月19日(日)明星学苑中学高等学校、第56回生徒理科研究発表会に参加しました☆
この研究発表会では、一年間の物理部部活動の研究成果を発表しました
〖論文テーマ〗
「ペットボトルロケットの研究 ~Part 16~」
「放射線の測定 ~Part 4~」
「魔法瓶を振ることで水温を上げる ~Part 2~」
「水蒸気の電気エネルギーへの変換と発電量の測定」
〖物理部以外にも高Ⅱ課題研究で優秀賞を獲得した4名の論文テーマ〗
「ストレスの数値化」
「音を用いて画像を転送する方法」
「カメレオンの視野と摂食行動」
「グライダーと風と重さと速さと角度の関係」
3月4日(土)聖学院高校第69回(聖学院第110回)卒業式を挙行しました☆
130名の卒業生達が、神様の祝福を受け、
多くの保護者・在校生・教職員に見送られて、
立派に巣立ちました!
(↓↓卒業式の様子)
明日葉の栽培で砂漠化の進行と日本のコメ農家の衰退を防ぐという提案をプレゼン。
実際に解決策となる明日葉を使ったクッキーを作成し、
審査委員にもご試食いただくなど彼らの努力が見える発表となりました。
企業賞の受賞は惜しくもかないませんでしたが、
テーマである「人間の本気」を見せることができたと思います。
ぜひ今回の経験を高校生活でも活かしてもらいたいと願っています。
☆★クエストカップとは?☆★
全国81校約1万人の中高生の代表72チームが、1年間の成果をプレゼンテーション。
実在の企業や先人を題材に答えのない課題に取り組む「クエストエデュケーション」。
仲間と共に話し合い、考え抜き、生み出した探求の成果を、社会に向けて発信します。
ホームページはこちら⇒ クエストカップ/QUEST CUP 2017
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