古典講読の授業では、『歌合』について学びました。
『歌合』は、平安時代から鎌倉時代にかけて流行した、和歌の勝負です。
左右二組に分かれて、それぞれ一首ずつ歌を詠み合い、判者が勝敗を決めます。
今回、生徒たちには、実際に和歌を使った勝負を体験してもらうことにしました。
といっても、ふだんから和歌への意識が高かった当時の貴族のように、サッと歌を詠むことはできません!
5音と7音の言葉が書かれたカードを決められた回数だけ交換し、手元に残ったものを組み合わせて詠んでみました。
いざ勝負!!
左は、
「遅刻して 海を見ながら つぶやいた 言えばよかった 行けたら行くわ」
右は…??
それぞれの歌の「ほめポイント」を語り合うといった、「和歌の鑑賞」に通じるルールも取り入れ、令和版歌合で盛り上がりました。