1209自然科学ゼミ 小泉

高大連携企画として自然科学ゼミは、日本薬科大学との共同研究。

高校1年生に対して、大学の研究とはどのようなものかを体験してもらうために、全6回にわたり日本薬科大の教授に講義・実験・まとめを指導していただく企画の第3弾です。

今回のテーマはカプセルのかぜ薬で「同じ成分の薬なのに、1日3回服用のものと、2回で良いものがあるのはどうしてか」でした。

まずは、前回学習した薬検索サイト「PMDA」から、服用回数の異なる2種類の風邪薬の成分を調べたのち、持続効果が長いものは1つのカプセルに、2種類の溶ける時間が異なる顆粒が入っていることを確認しました。

次にそのカプセルを分解し中身を、2種類の顆粒に分けしていきました。

生徒たちは、1カプセルの中に入っている1粒が1ミリ以下の顆粒約500~600個を、一つづつピンセットで数を数えながら分ける地道な作業を、大変だとは言いながら意外と楽しみながら行っていました。

大学の実験とは根気強さと緻密さが要求される作業であることが実体験できたのではないでしょうか。

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