中学道徳の授業の様子をお届けします。
この日のテーマは、「考えの違いを乗り越える」です。
もともとは、異文化理解のための単元でしたが、国際的な話から、さらに身近なクラスメイトや先輩後輩の関係へと発展しました。
別々の小学校を卒業し、異なった家庭から通うメンバーが集まっている自分たちは、考えが違っていて当たり前、という事実に気が付いた生徒たち。
そこで、今後起こりうる諸問題について、その違いを乗り越えて、関わり合うために、どのような方法があるのか、「対決」「協調」「妥協」「回避」「服従」「第三者介入」といった6枚のカードを用いて考えました。
どのカードを選んでも、メリットとデメリットがあります。
場合によっては複数を組み合わせたりして、よりよい方法を考えることが必要で、正解は一つではありません。
そうして悩み選択していくことが何よりも大切なことなのでしょう。
この授業を通して、生徒たちの気持ちが楽になったり、生活しやすくなったりすることがあれば本望です。