セーフティ教室の後半、高校生は、東京都助産師会の板橋知子先生に「大切な人とのコミュニケーションについて考えよう~リプロダクティブヘルス/ライツの観点から」というテーマでお話いただき、女性としての生き方(ライフプラン)を考えました。
〝生・性を語るエデュケーター〟をされている先生は、「性」教育とは、タブーなものではなく、「生きるための心」の教育とおっしゃいます。
講義では、自分たちはどのようにして誕生したのかということから、どうしたら自分自身の心と身体を大切にして生きられるのかまで、生徒の目線に立ったわかりやすい言葉でお伝えくださいました。
なかには、「性的同意」「デートDVと性被害」「大切な人との関係性」といったキーワードも盛り込まれ、生徒たちがこれから大人になるにあたって、迷ったり悩んだりした際に、正しい判断を下せる知識と意識を授けていただけたと思います。
自分を大切にするとは、自分の心の声に耳をすまして、それに従って生きること。
この日のお話は、さまざまな経験をしていく生徒たちの、生きる指針になりました。