今回は中学生の社会の授業風景をお届けいたします。
夏休み明け最初の社会科の授業では、「戦争」について考える授業を行いました。
現在から78年前の1945年8月、日本は2度の原爆をうけ長い戦争に終止符を打ちました。
日本だけでなく、過去の歴史の中で何度も何度も何度も人々は「戦争」という道を選び、多くの被害に苦しんだにも関わらず、21世紀にウクライナ戦争が勃発してしまいました。
このような背景もあり、生徒にはもう一度「戦争」について考えてもらいたいと思い、この授業を行いました。テーマとしては「なぜ戦争は終わらないのか」です。
生徒はそれぞれ考え、意見を言い合い、また頭を悩ませ……。
結局答えは出ませんでした。
しかし、これでいいと思っています。
答えは50分の授業の中で出るほど単純ではないと思うのです。
しかし、だから知らない、とするのではなく一日のうちの中で少しでも、戦争によって命を落としていく人をおもうことが中学生でもできる最初のステップです。
「戦争」は遠い世界で起きているわけではない、ということを忘れないでほしいです。
皆さんもぜひ「戦争」について考え、周りの人と意見を言い合ってみてください!