0119阪本 ラヴェル

高校1年生の音楽の授業でアウトリーチを行いました。

東京文化会館主催の「ラヴェル最期の日々」と題した公演の音楽家にお越しいただき、その一部を演奏していただくというものです。

https://www.t-bunka.jp/stage/19047/

 

出演者はヴァイオリニストの橘和美優さんと、ピアニストの角野未来さん。

お二人とも東京藝術大学を大変優秀な成績で卒業され、現在は大学院1年生でありながらプロとして演奏活動をされています。

ヴァイオリンはストラディヴァリウスを持ってきてくださいました。

プログラムは、ラヴェル作曲「亡き王女のためのパヴァーヌ」「ソナチネ(ピアノソロ)」「ソナタト短調第二楽章」「ツィガーヌ」、ドビュッシー作曲「月の光」でした。

 

先週の授業で勉強したとおり、ラヴェルの音楽は現代音楽家らしいまるで絵画を見ているかのような豊かな色彩と、アメリカで影響を受けたジャジーな世界、そしてジプシーの異国情緒溢れる激しい曲調で、耳にしたことのある曲から初めて聴く曲まで、迫力のある演奏を間近にして、生徒たちは演奏に惹き込まれて釘付けになっていました。

終演後、興奮覚めやらぬ生徒たちから「初めてこんなに近くで演奏を聴いて、びっくりしました。すごかったです」「呼吸と音楽の関係を教えてください」などと感想や質問が出ていました。

年齢の近い音楽家の演奏を聴くことで、より音楽に親しみが湧き、大きな刺激になりました。

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