0719水上 保健だより7月号

熱中症時の対応と言われたら、皆さんはどんな方法を想像しますか?

従来では、首・腋下・鼠径部といった大きい動脈を冷やす対応が一般的ですよね。

最近ではさらに、手のひら・足の裏を冷やすのも効果的とされています!

これは「動静脈吻合(AVA)」と呼ばれる、体温をコントロールする部位が、手のひら・足の裏にあるためです。

冷やすときには温度も重要で、冷たすぎると逆に血流が悪くなってしまいます。

理想は10~15度の水に5~10分ほど手のひらを浸けて冷やす、屋外であれば冷やしたペットボトルを持つなどの対応がよいとされています。

まだまだ暑い時期が続きますが、効率的に体温をコントロールして、熱中症を予防していきましょう!

ページ
TOP