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2学期をむかえ、高校3年生の古典Bの授業は『大鏡』の読解に入りました。

高3はこれまで学んできた文法や単語を実際の読解で使えるようにするため、グループに分かれて本文中の敬語や助動詞などをチェックしていきます。

苦手な文法も、額をつき合わせながら、「この『べし』は意志の助動詞?」「推量じゃない?」「見分け方はどこにあったっけ……」とグループメンバーと相談しながら辞書を引いたり、文法書を調べたり。

「あっ、この文法、ちゃんと習っていた!」と思い出せた時には歓声があがります。

学んだ内容について実践を通して復習して思い出していく、まさに「学びて時にこれを習う、また喜ばしからずや」の言葉の通りですね。

そしてもちろん、教えたことが着実に生徒の身についていると実感できる喜びも、教員としてこれに勝るものはありません。

 

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