温めた牛乳にレモン汁をいれたら液体と白いもろもろとした固体に分離してきた!!
これは何でしょうか?
正解は『チーズ』です。
今回はこのたんぱく質とカルシウム豊富なチーズを加えたパンケーキを作りました。
ここで、どうして牛乳にレモン汁を加えるとチーズができたのか解説。
牛乳の成分には、乳固形分に「カゼイン」というタンパク質が含まれています。
このカゼインは、pH値が4.6以下になると固まり、水分と分離する性質があります。
牛乳に加えたレモン汁のpH値は約3.0なので、これによって牛乳に含まれるカゼインが固まり、チーズになったということです。
調理科学の世界っておもしろいですよね~
これからも何で?どうして?を大切に科学的な目線で調理について考えていきたいと思います。