毎年、文化祭実行委員会から「校長賞として1団体を選んでください」と依頼されるのですが、これが本当に大変なんです。全部の団体を満遍なく見なければならないのですが、2日間あるからと油断していると、1日1回しか公演しない団体を見逃してしまうこともあります。さらに、卒業生に声をかけられるとそこで何十分か取られてしまったり、飲食団体の生徒に捕まって食事に時間を費やしてしまったりと、限られた時間の中で全ての団体を回るには、かなり綿密なスケジュール管理が必要になります。
どの団体も一生懸命取り組んでいるので、本当は全部に賞をあげたいところですが、最終的には苦渋の決断で1団体を選ばなければなりません。一応、いくつか観点を設けて観点別評価(学習指導要領のものとは違いますよ)で点数化しようと考えているのですが、結局は途中から面倒になり、簡単なメモを残すのが精一杯です。
まずは、印象に残った団体をいくつかご紹介します。

そして、校長賞は「演劇部」の皆さんに決定しました。
途中から見させてもらいましたので、最初はどのようなストリーか、まったく読めなかったのですが、観ているうちに、これはタイムスリップの話なんだと、少しずつわかってきて、最後に過去と、未来とがつながって、なるほどと納得しました。
マイクを使わずに、きちんと通っていて、素晴らしい演技でした.
演劇部のみなさん、おめでとうございます。

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