5月28日(土)~29日(日)に、
中学2年生の希望する生徒13名が「東京大学秩父演習林」へ見学に行きました。
この企画は、中2担当の理科教諭の出身である、斎藤研究室の協力によって実現しました。
斎藤研究室は、森林のデジタル化や、フィールドワーク、環境教育について、広く研究している研究室です。
参加した生徒たちは、これから1年間少しずつ、
中2の教員と共に自然について勉強していこうと考えている生徒たちです。
生徒たちは、土曜日の授業が終わってから支度をし、そのまま西武秩父駅へ移動です。
秩父にて、斎藤研究室の皆さんと合流し、
演習林のバスに乗って、大滝村にある東京大学の学生宿舎へと向かいました。
台風が近づいており、天気は少し悪かったですが、生徒たちは元気いっぱいの様子でした。
学生宿舎は、荒川支流の1つである大血川の近くに建てられており、
回りは秩父の森林に包まれています。
生徒たちは、辺りの景色に興味いっぱいの様子でした。
長旅の疲れを癒した後は、食事の時間です。
宿舎の食事には、地元のきのこがたっぷりと入った「ほうとう」などがあり、
ボリューム満点でした。
育ち盛りの中学生でも、食べ応えがあったようです。
片づけは中学生の仕事。
先生と一緒に一生懸命、食器洗いをしていました。
生徒たちは、洗う係、流す係、拭く係と、見事に係分担していました。
シーツをかけるのも自分の仕事。
敷布団シーツをつけたことがない生徒は、苦労していた様子です。
そしてついに、お勉強の時間です。
今回は学生宿舎の近くに住む、地元の猟友会の方にご教授いただきました。
シカを狩る方法、なぜシカを狩るのか、シカはどのような行動・生態なのか、
という話をしていただき、生徒たちはとても興味ぶかく聞いていました。
ご教授いただいた後には、実際にシカの角を触り、その手触りに感動していたようです。
ある生徒は、表面のつぶつぶした手触りが、「ゴーヤみたい!」と言っていました。
たっぷり勉強した後は、9時に就寝です。
翌朝は3時に起床し、自然観察に向かう予定。こちらは次回ご紹介いたします。
<参考>
・成城中学校・高等学校ホームページ