DSCF1274

 

 

平成29年6月10日(土)・11日(日)、茨城県土浦市霞ヶ浦総合公園相撲場にて、第65回関東高等学校相撲大会が開催されました。成城高校相撲部は団体戦及び個人戦で出場いたしました。

 

従来の個人戦は、軽量(80kg未満)・重量(100kg未満)・無差別の3階級でしたが、今年度からは、軽量(65kg未満)・軽中量(75kg未満)・中量(85kg未満)・軽重量(95kg未満)・重量(115kg未満)・無差別の6階級で実施されることになりました。

 

高校3年C組の村瀨眞樹選手は、4月29日(土)に行われた東京都春季大会において軽量級で準優勝し、この大会の出場権を獲得しました。初戦は神奈川県の選手、二戦目は山梨県の選手を相手に、得意の素早い動きで勝ち上がりベスト8に進出しました。ベスト4をかけた戦いでは、不利な体勢になりながら健闘いたしましたが、最終的には敗れてしまい、プログラムの過去の成績欄に名を残すことはできませんでしたが、5位タイということで優秀選手の賞状と楯を受け取りました。村瀨選手は、大学に進学しても相撲を続けたいとのことです。

 

普通の体格の高校生にも大きく門戸が広がった高校相撲界です。少しでも興味をもった成城生は、是非一度体験にいらしてください。

初出場の成城勢

初出場の成城勢

6月10日(土)、第37回 高校生英語弁論大会(主催:東京都国際教育研究協議会)が都立練馬工業高校で開催されました。いずれも高校3年A組の濵野揚茂君、渋谷治輝君が出場しました。本校からの参加は初めてのことです。大会には成城の2名を含む19名が出場しました。東京都教育委員会の「グローバル10」指定の都立飛鳥、都立深川、都立小平の各高や、ESAなど英語系の部活に所属している生徒の参加が目立ちました。成城から出場した2名は、昨年度の校内弁論大会で活躍し、新たに英語弁論に挑戦することになりました。初めてのことで、指導教諭の及川を含め試行錯誤の連続でした。まず日本語で構想を練り原稿を起こし、それを英語に訳しました。その過程で、英語科の教員やエンパワーメントプログラムに参加した米国人学生の助言を受け、英文の推敲を行いました。

練習期間は、正味2週間弱でした。最初は原稿を見ながら、2週目からは暗誦を試みつつ、ほぼ毎日1時間程度の練習を行いました。スピーチを行うごとに、濵野君、渋谷君が相手に対して助言や注意を与え合いました。徐々に、それぞれの持ち味が鮮明になるとともに、課題も絞られていきました。時折、昨年度、東京私立高等学校弁論大会に出場した小杉和司君(高3E)が顔を出し、2人の弁論に適確な評価やアドバイスをしてくれました。練習を重ねるにつれ、発音やアクセント、イントネーションなどの細部に磨きをかけるとともに、声の大きさ、抑揚、身ぶり手振りなどを意識し、工夫する段階へと進んでいきました。同時に、5分間の制限時間内に収めることも気にかけました。最終盤には、スピーチを通して「自分らしさ」を発揮できるようになることを重視しました。濵野君は、元気で生きのいいユーモア溢れる弁論を、渋谷君は、力強く端正で彫りの深い弁論を、それぞれイメージさせるようにしました。最後に2人が到達したのは、「情熱」を傾けて弁論を行うことが最も重要である、ということでした。前日の9日小講堂で行われた最終練習会には、小杉君、英語科主任の松本先生、石山先生が参観と激励のため訪れてくださいました。

さて、当日のことに戻ります。前半戦で注目を集めたのは、都立小平の富田さん、都立両国の出口君でした。富田さんは、フィリピンで出会った少女に「夢は何か」と尋ねたところ、少女が「食べられること」と答えたのに衝撃を受けた話を引用しつつ、「当たり前」を疑うことの必要性を主張しました。出口君は、宗教が人間と動物とを区別するものだとし、無宗教とされる日本人の「いただきます」と言って手を合わせることなどを例に、Japanismという独自の捉え方で、「日本人の信じるもの」をユーモアたっぷりに述べました。

濵野君は前半の最後に登壇しました。題は「Don’t be afraid」です。

Do you think how many Japanese people consider themselves shy?

で始まる弁論では、「恥ずかしがる」ことを日本文化の特徴の1つとし肯定的にとらえ評価しながら、グローバル社会ではそれが通用しないこともあり、勇気を出してコミュニケーションをとることの大切さを、エンパワーメントプログラムやホストファミリーの体験を織り交ぜつつ、声色や表情を巧みに変える演劇的要素とともに熱弁し、会場を湧かせました。

濵野君「Don't be afraid」

濵野君「Don’t be afraid」

後半戦の口火を切った渋谷教育学園渋谷の三浦さんは、ネイティブスピーカー並の圧倒的な英語力を見せつけ、会場はしばし騒然となりました。

渋谷君は最後から2番目に登壇しました。題は「Sports can stop even wars」です。

7-6-0-0-0. 76,000. Do you know what this number means?

で始まる弁論では、戦争や紛争で亡くなる人の多さから説き起こし、その根底にあるのは「相互の不理解」だとし、乗り越える切り口としてスポーツの持つ可能性に言及、自身の取り組む柔道を例に、相互理解や他者への敬意の構築が平和の礎になること、東京オリンピック開催を契機に、そのことに思いを深めようと論じ切り、会場をうならせました。

渋谷君「Sports can stop even wars」

渋谷君「Sports can stop even wars」

最後の弁士は多摩大学聖ケ丘の正木さん。終始笑顔をたたえた「Power of the smile」は、明るくはつらつとした弁論でした。

結果は、優勝正木さん、準優勝富田さん、特別賞出口君でした。濵野君、渋谷君は惜しくも入賞はなりませんでしたが、いずれも会心の弁論でした。互いに、個性や良い所を出し切っていたと讃え合う様子は、実に爽快で感動的でした。

昨年度の東京私立高等学校弁論大会に続き、成城に取っては新たなチャレンジとなったこの大会は、濵野君、渋谷君のみならず引率の及川にとっても学ぶことの多いものでした。2人がこの経験を自信と励みに羽ばたいて欲しいと願うとともに、今回得た知見、交流の成果を、今後の成城の教育に還元していきたいと思っています。

IMG_6669

 

本日は、ゴールデンウィーク中に行われた鉄道研究部の写真撮影会を紹介します。

 

鉄道研究部では例年、入部希望者を歓迎するイベントとして写真撮影会を企画します。写真撮影会の行き先などは生徒たちが話し合って決めます。今年は東急線沿線を撮影することになりました。

 

休日に東急線と東京メトロ副都心線、西武鉄道に乗り入れて走行する(平日は東京メトロ有楽町線と西武鉄道の直通運転)、新型車両で運行される「S-TRAIN」がお目当ての車両の1つだったようで、この電車が走ってきたときにはちょっとした熱気に包まれました。

 

写真撮影会では顧問の先生や先輩が、写真の撮影のコツやマナーなどを入部希望者に伝えながら、鉄道研究部の部活動の雰囲気を感じ取っていました。

 

IMG_6676IMG_6678

 

DSC02457-2

 

5月26日(金)は五月考査(1学期中間試験)の最終日でした。この日の試験終了後、水泳部の生徒たちが一堂に会し、プール開きがとり行われました。
校長から部員たちに向けて、事故なく活動できるようにということと、生徒たち一人一人の泳力が向上することを期待している旨の話をした後、プールサイドの四隅にお神酒をまいて回りました。続いて部長をはじめとする部員たちによる泳ぎ初めが行われ、プール開きは終了となりました。

 

 

DSC02464-2

 

 

本校では、水泳部の活動も、プールの授業も、プール開きの翌日から始まります。中1が全員参加する臨海学校での班分けのための泳力把握や高2補助員指導、夏休み中のウォーターボーイズの練習から文化祭での公演、本校併設の牛込成城幼稚園の園児たちの使用など、本校のさまざまな活動にとってこのプールは欠かすことのできないものです。

本日5月27日(土)、今年度最初の説明会、「学校見学会」が行われました。

IMG_6682

 

「学校見学会」及び「学校説明会」は一昨年度より予約制とさせていただいております。本日の会については、およそ280組のお客様に御来場いただきました。心より感謝申し上げます。

 

見学会では、第1部として小講堂にてスライドを用いて成城中学校・成城高等学校に関する説明をいたしました。校長からは「沿革・教育方針と今後の展望」について、入試広報室の宮本からは「学校生活と進学状況」について、そして中学教頭の元島からは「入試概要」について、それぞれお話しさせていただきました。 本校での1年間の生活の流れや、進学実績等については、本校ホームページの「年間行事」や「進学情報」をごらんください。

 

講堂での説明の後に、複数の班に分かれ、校舎内をご覧いただきました。生徒たちの元気な様子を十分にごらんいただけたでしょうか。

 

第2回「学校見学会」は6月17日(土)、本校小講堂にて10時30分開始です。

 

 

5月1、2日と山梨へ春季校外課業(中1は宿泊行事として)に行きました。

初日はアドベンチャープログラムを行いました。頭と体をフル活用し、班員と協力してクリアを目指すことが目的です。当日は雨が降り、外での活動はできず、体育館での活動になってしまったのは残念でしたが、アドベンチャープログラムを通して友達と「協力」することの大切さを学びました。

 

2日目には、コウモリ穴、樹海ハイキング、ほうとう作りを行いました。コウモリ穴では、膝を曲げないと通れない薄暗い道をガイドさんの説明を聞きながら一歩一歩慎重に進んでいきました。生徒の中にはコウモリ穴が一番印象に残ったという生徒も多くいました。迫力のある富士山を横目にクラスメイトと楽しく話しながら樹海ハイキングをしてほうとう作りの民宿へ向かいました。お世話になった民宿の方々が親切かつ丁寧に説明してくれたおかげで、どの班もおいしいほうとうが出来上がりました。生徒の中には初めて食べるほうとうの味に感動していた生徒も多くいました。

 

今回の春季校外課業の目的は「生徒間の親睦をはかるとともに、団体生活におけるマナーを学ぶ」ことでした。みなさんどうでしたか?この春季校外課業が君たち一人一人にとって有意義なものになったことを信じています。

どうすればくぐれる?

声をかけあって息ピッタリ!

樹海ハイキング

コウモリ穴

ほうとう作り

ほうとう作り

IMG_6330

卒業式を終えて最初の登校日であった3月21日(火)、中学と高校それぞれで2016年度の修了式が行われました。

教頭から学事報告がなされ、師親会奨学賞、成績優等賞、皆勤賞がそれぞれ表彰されました。今年度の各学年の皆勤者は

中学1年生 74名   高校1年生 70名

中学2年生 79名   高校2年生 56名

中学3年生 84名   高校3年生 60名

でした。このうち卒業学年である中学3年生、高校3年生について集計している三カ年皆勤者は

中学三カ年間皆勤者 40名

高校三カ年間皆勤者 37名

であり、さらに中高六年間皆勤者がこのうち

六カ年間皆勤者 15名

おりました。

修了式を終えたのち、各クラスに戻って今年度最後のHRとなりました。そして、一年間過ごした教室をきれいに掃除し、一年間苦楽を共にした友達とのしばしの別れとなります。新鮮な気分で新年度を迎え、新たなクラスメイトと共に充実した一年間を過ごしたいですね。

IMG_6317IMG_6323IMG_6324

 

IMG_6331IMG_6332

STO_0601

3月18日(土)、成城中学校と成城高等学校の卒業式が挙行されました。

中学生は、多くの生徒が成城高校に進学しますが、義務教育課程はこれで修了となります。中学卒業を一つの区切りとして、4月からは新たに高校生として文武両道に励む成城生となることを目指してください。

STO_0010STO_0028STO_0049

 

STO_0084STO_0239STO_0309

 

高校卒業式は若干のハプニングがあったものの、卒業式を節目として新たな環境へと巣立っていきます。成城で学んだ「知・仁・勇」を胸に、若き成城健児たちがこれからの日本を支える礎となることを願っています。

STO_0326STO_0346STO_0351

 

STO_0404STO_0639STO_0662

 

ポスター

3月23日に杉並公会堂にて、第25回定期演奏会を開催します。

入場は、無料となっています。皆様のご来場をお待ちしています。

 

日時 平成29年3月23日(木) 18:00開演 (17:30開場)

場所 杉並公会堂(JR荻窪駅徒歩7分)

曲目 第一部

吹奏楽のための民話

神々の運命

スラヴィア

第二部

オリエント急行

アルセナール

シング・シング・シング

校歌

第三部

ゲット・イット・オン

ユーミン・ポートレイト

真田丸

ディズニーメドレー

00大きい写真

3月7日(火)~9日(木)の3日間、中1学年企画の「ヤングアメリカンズ in 成城」が行われました。

3日間でヤングアメリカンズと共に1つのショーを作り上げるこのプログラム。1年生たちはヤングアメリカンズたちのテンションに戸惑いながらのスタートでした。初回のワークショップでは、元気な生徒がいる一方で、ノリきれない生徒たちもちらほらと。しかし、少しずつ少しずつ自分たちのカラを破りながら、ワークショップを重ねて行きました。彼らが最も変わった瞬間は、2日目午後の「ライオンキング」のパフォーマンスの練習のときでした。彼らのメッセージを受け、生徒たちの表情が変わりました。

そして、迎えた最終日のショーでは、最高のパフォーマンスを見せてくれました。ショーが終わった後、生徒たちが最高の笑顔を見せてくれたのが印象的でした。

事前指導で、「学校は成長できる場所なんだ」と伝えたのが、生徒たちは実感できたでしょうか?この経験を糧にこれからも様々なことにチャレンジして欲しいと願っています。

 

YA_1965YA_2063YA_2072

 

YA_2129YA_2143YA_2190

 

YA_2235YA_2352

 

ページ
TOP