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去る1月11日(祝)、本校陸上部中長距離ブロックは、多摩川の河川敷で行なわれる「グリーン六郷駅伝」に今年も参加しました。今回は高校2チーム、中学3チームの合わせて5チームが参加しました。この日は天気に恵まれ、心配された強風もなく、最高のコンディションでした。

昨年同様OBチームも参加してくれました。レース後にはOBが在校生にいろいろな話をしてくれました。成城で勉学と陸上競技に打ち込み、その後大学生、社会人となり活躍する先輩たちの言葉は、おおいに参考になったようです。この場を借りてOBの方々への感謝いたしたいと思います。
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12月26日に、江戸川区スポーツセンターで、東京都中学校新人卓球大会(通称:新人戦都大会)が行われました。夏と秋の地区大会の結果を踏まえて、成城中学校からは、中学2年生の精鋭4名が出場しました。

 

当日、スポーツセンターには1200人以上の選手と応援に駆けつけたたくさんの観客が集まり、試合会場は二つの体育室を使用しての展開という大規模なものでした(トーナメント表もブロックごとに分かれていて、厚みがある冊子だったので、それぞれ誰がどこのブロックで誰と対戦なのかを探すのも一苦労でした)。

 

都内の各地域から集まった強豪とボールを打ち合い、優勝を目指しました。時に相手の気迫に押されたり、時に得意な技を駆使して相手を圧倒したりして、気持ちと技術の両方が揃って始めて勝てるということ、そこがスポーツの奥深さであることを、身を以て実感したと思います。

 

結果は、残念ながら2回戦出場が最高で全員上位大会には進めずに敗退しましたが、考査後の時間に集中して猛練習をこなし、それぞれが持てる力を出し尽くしたと思います。都大会という地区大会とはまた違う空気を体感し、自分の弱さや足りないものを知り、また一つ強くなったはずです。これを機に大きく成長するであろう春の大会が楽しみです。

 

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大滝で記念撮影

山岳部は、11月11日(水)から翌12日(木)にかけて、丹沢合宿を行いました。

 

11日はマラソン大会当日で、閉会式が終了するや否や、部員たちは大きなザックを背負って埼玉県の武蔵丘陵森林公園から神奈川県秦野市内のキャンプ場に移動しました。1年生もこれまで幾度かの合宿を経験しており、全員で手際よく幕営。10kmマラソンと1都2県縦断の疲れを癒し、翌日に備えました。

 

12日は鍋割山を登る登山班と、モミソ沢を遡行するクライミング班の2つに分かれて行動しました。今回は主に後者の活動をご紹介します。

 

朝は6時に出発。戸川林道を外れて水無川を渡り、まずはそこに屹立する…といっても高さ10mほどの岩でロッククライミングの練習です。山岳ガイド資格を持つ顧問が最初に登り、入念に安全の確保をしたうえで、部員が一人ずつ順番に攀じ登ります。クライミング班のメンバーは、前の週の土曜日の放課後に、ザイルの取り扱いや懸垂下降の実技など、予めクライミングの基本を学んでいました。しかし、本物の岩の壁は勝手が違うのか、なかなか次の一手(一歩)が出ない場面も見受けられました。一方、今回同行したALTのベティ先生は、さすがに本場ヨセミテでクライミングを体験したことがあるというだけあって、大胆かつ器用に登り、下降もスムーズ。これには部員たちも感心しきりでした。

 

全員が1回ずつ練習を終えると、いよいよモミソ沢に分け入ります。モミソ沢は練習した岩のすぐ脇に流れ出る沢で、狭いV字谷ですが、水量が少なく、初心者にも挑戦しやすい沢です。とはいえ、途中にはチムニーやチョックストーン滝と呼ばれる特徴的な地形が無数にあり、登るにも降るにも難儀します。次にどこに手足を置くか、重心をどのように移動させるか――。クライミングは、力任せではうまくいかない、じっくりと考えなければならない頭脳スポーツなのです。

 

1時間後、ようやく目的地の「大滝」に着きました。この岩壁を越えてしばらく行くと尾根筋の登山道に出られますが、とても難しい壁なので、例年ここで引き返します。部員たちはしばし緊張から解放され、記念写真を撮ったり、お互いに補給食を分けあったりしました。

 

小休止ののち、あらためて靴ひもと気持ちを引き締めて出発です。降りでは足元が見えにくいため、ホールド(手足の置き場)を探るのに細心の注意を払います。時には先に降りた者が後続のメンバーにホールド位置を指示し、特に危険な場所ではザイルの補助を用いました。慎重を期したので、下山にもおよそ1時間かかりました。

 

かくして沢登り班は再び水無川を渡り、戸川林道を経てキャンプ場に戻りました。やや遅れて到着した登山班と合流し、温泉で汗を流して解散しました。

 

全員無事に…と言いたいところですが、水無川で足を滑らせて水と戯れていた顧問が約1名いたということです。

合宿前に校内で練習をしました

ザイルワークの指導中

マラソン大会後の移動のため、到着は夜となりました

 

晩ご飯は「ワンタン入りドイツ風鍋」とのこと

ロッククライミングの練習

ベティ先生、余裕です

 

モミソ沢に入ります

狭いチムニー

厄介な滝が出現

 

難しい滝の直登に成功し、思わずガッツポーズ!

落差のあるチョックストーン滝

登るは易し…

 

危険な場所ではザイルが活躍

やっと降りてきました

 

天気には恵まれました

悲劇はここで…

去る11月11日(水)から12日(木)にかけて、山岳部は神奈川県の丹沢にて合宿を行いました。

 

 

ちなみに11日(水)は、埼玉県の森林公園にてマラソン大会が行われました。山岳部部員は大会終了後、10km走り終えた体で、そのまま荷物を担いで合宿先まで移動となりました。

 

 

午後7:30ごろ、生徒はベースキャンプ地に到着。ヘッドライトをつけながら、素早くテントを張り、夕食の準備に取りかかります。夕食は各テント班(3~4名)ごとバーナーを使って調理を行います。既にあたりは暗くなっているため、ラーメンやカレーなど簡単なメニューで済ませる班が多いなか、「ドイツ風鍋をつくります。」というつわもの達がそろう班も中には見られました。

 

 

翌日。この日は高1を中心とする登山班と、高2を中心とするクライミング班とに分かれ活動を行いました(クライミングの様子については後日ご報告します)。

 

 

登山班は今回「鍋割山(標高1,273m)」を登頂しました。高1のみでの登山は今年初です。普段は先輩が先陣を切って歩いてくれるのですが、この日は高1が一致団結。逐一地図を確認しつつ、ルートを教え合って歩を進めていく様子が印象的でした。

 

 

お昼ごろ、全員無事に頂上に到着。今回の合宿を通じ、これまで以上に高1間での結束が強まったように思います。一方で、天候も悪かったこともあり、予定時間より少し遅れての到着となりました。今後は安定したペースで登りきるための体力づくりが課題になると思います。

手際良く設営します

 

薄暗い時間から登頂開始

 

高1みんなで歩を進めます

紅葉がきれいな時期でした

この案内を見ると正しい道を進んでいるとホッとします

一瞬だけ液体窒素に触ってみる(実際には触る前に熱で蒸発します)

 

本日は、中1の理科1で行われた液体窒素を用いた実験の様子をご紹介します。

 

 

中1の12月考査(2学期期末試験)の試験範囲は気体の性質で、授業で扱った気体についてはすべて実験を行いました。そのうち、窒素は反応性に乏しいので、-196℃の低温の世界を見てもらおうと計画しました。

 

「バラはバラバラになるのに、ティッシュはバラバラにならないのはなぜだろう?」

 

 

と、不思議がっていましたが、理科教諭の出すヒントを頼りに、生徒たちが意見を言い合いながら、その理由にたどり着いていました。

テレビでよく見るシーンを再現するかと…バラがかわいそうなのでやりませんでした

液体窒素を入れる専用の容器

液体窒素を入れる専用の容器

バナナはとんかちのように硬くなりました

 

液体窒素に入れたカラーボールを床に投げたら、割れてしまいました

ティッシュを液体窒素に浸してみましたが…

握りつぶしても予想に反して粉々にはなりませんでした。さてなぜでしょう。

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2016年最初の更新となります。本年もよろしくお願いします。

 

 

さて新年最初の記事は、今年度の高3国公立理系コースで行っていた放課後小テストの様子をご紹介します。

 

この取り組みは、国公立理系コースであるE組とF組の合同で行いました。毎日、帰りのホームルームでセンター試験の数学の過去問からの抜粋で小テストを行ってきました。担任(理科&英語)も生徒とともにこの問題を解き合いました。
ほぼ毎日欠かさず続けた結果、この取り組みの最終日となった12月5日までに、この小テストは実に114回を数えました。この取り組みを経て、ここ近年の過去問は総ざらいする結果となりました。
国公立コースは文系理系とも私立コースと比べると授業数が多く、生徒たちはかなり大変だったようですが、しっかりとやり遂げることができました。年が明けていよいよこれからラストスパートの時期です。センター試験も10日ほどに迫ってきましたが、これまでに自分たちが積み上げてきたものに自信と誇りを持って、最後まで頑張ってほしいと思います。

 

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1450507656鉄道研究部は12月26日(土)・27日(日)の2日間、池袋の芸術劇場で行われる「池袋鉄道模型芸術祭」に作品を出展いたします。このイベントは今年度初めて行われるものです。今の時期、部員たちは講習や補習・補講の合間を縫って活動し、この芸術祭に向けての作品の仕上げ作業を行っています。今回、成城からは5m×3mのレイアウトと1.8m×0.9mのレイアウトの2点を出品いたします。

「池袋鉄道模型芸術祭」の詳細は次の通りです。

会場:池袋芸術劇場 (池袋駅西口前)

※ 成城のレイアウトは5Fギャラリー2です

日程:12月26日(土)10:00~18:00

27日(日)10:00~17:00

スポンジとワイヤーで樹木を作っています

スポンジとワイヤーで樹木を作っています

奥の建物も全て紙で作りました

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ご存知の通り皇居周回コースは多くの市民ランナーが練習に使っています。本校からあまり遠くないため、本校陸上部も頻繁に練習場所に使用しています。1周5キロメートルと言うキリの良さ、適度なアップ・ダウンがあり、長い距離を踏むには良い練習環境です。

 

目下、今週末の12月20日(日)大井競技場とその周辺で行われる「大田区ロードレース」での3キロメートル(中学生)ないし10キロメートル(高校生)に備えて練習を積んでいる真っ最中です。

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合宿の最後に記念撮影

数学研究同好会では、11月22日(日)から翌23日(月祝)にかけて、国立オリンピック記念青少年総合センターを利用して勉強合宿を行いました。

 
昨年も同様の合宿を違う時期に行いましたが、今回も静寂を保ちながら集中した学習を行うことができました。また、部員同士の親睦もさらに深まるようにと生徒たちが企画したalgo大会も大いに盛り上がりました(algoは「頭のよくなるゲーム」として算数オリンピック委員会、東京大学数学科の学生有志、数学者のピーター・フランクル氏が共同で発明・開発したゲームです)。

 
初日の夜は前述のalgo大会の他にも学習の時間を取りました。
2日目の朝の学習時間では、お互いに一切質問をし合うことなく、黙々と学習に取り組みました。
2日目の昼食後の学習時間では、中1の部員たちの要望により、1次関数の授業を即席で行いました。かなりのハイペースな授業となりましたが、一生懸命にノートを取りながら、必死に理解しようと頑張っていました。他学年の部員たちはお互いに質問をし合いながら、疑問点を1つずつ解消することができました。

 

 

2日間の勉強合宿でしたが、大変有意義な活動をすることができました。

初日の夜、大会前の学習

algo大会で盛り上がる様子

 

algoの共通ルールをホワイトボードに記載しました

2日目の学習の様子。集中していました。

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11月15日(日)に鉄道研究部では写真撮影会に行ってきました。今回は比較的多くの成城生が通学に使用している東京メトロの東西線を撮影しました。

 

東西線は地下鉄でありながら南砂町以西では高架区間を走る電車で,多くの駅が直線部分に作られているため,撮影しやすい鉄道です。当日の朝はあいにくの雨模様でしたが,時間とともに天候も回復し,撮影が終了して解散する頃には日も差していました。

 

鉄道研究部では毎年春と秋の2回,このような撮影会を行っています。

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