5月26日(木)、台湾研修の第1回事前学習会を開催しました。この日は社会科の早野先生による台湾の歴史の講義でした。地図や手製のプリントを用いた説明は、台湾の歴史を簡潔に要約するもので、二十数名の参加生徒は、中国の内乱や戦争に翻弄されてきた台湾の歴史を、それぞれ咀嚼(そしゃく)している様子が見受けられました。
第2回の学習会は、6月下旬、芸術科の今﨑先生による故宮博物院の講義と製作体験を予定しています。いろいろな先生方の協力を得て、台湾に対する理解を深めていきたいと考えています。
5月26日(木)、台湾研修の第1回事前学習会を開催しました。この日は社会科の早野先生による台湾の歴史の講義でした。地図や手製のプリントを用いた説明は、台湾の歴史を簡潔に要約するもので、二十数名の参加生徒は、中国の内乱や戦争に翻弄されてきた台湾の歴史を、それぞれ咀嚼(そしゃく)している様子が見受けられました。
第2回の学習会は、6月下旬、芸術科の今﨑先生による故宮博物院の講義と製作体験を予定しています。いろいろな先生方の協力を得て、台湾に対する理解を深めていきたいと考えています。
6月12、19日の2日間にわたって、7月25日より行われる東京都総合体育大会(団体戦)のブロック予選が行われました。
東京都の総体は、その後関東大会、全国大会へと繋がる重要な大会ですので、その出場権をかけたブロック予選も、各校各選手が必死に戦う厳しい大会となります。
本校は第2シードをいただき、順調に決勝戦まで駒を進め、第1シードとの大一番に臨みました。
選手、審判、応援と部員たちは力を合わせて戦ってくれましたが、結果はダブルスが1勝1敗、シングルスが1勝2敗の計2勝3敗となり、残念ながら準優勝となりました。
3敗のうち2試合はタイブレークという大接戦を演じましたので、優勝のチャンスもあったと思うのですが、この悔しさは本番の都大会にぶつけてもらい、雪辱を果たしてもらいたいと思います。
昨年度は都総体でベスト8に入賞し、関東大会出場まであと一歩という結果を残しています。
今年の選手たちにも後に続いてもらい、追いつき追い越せで頑張って欲しいと思います。
自転車競技部では、東京都高等学校総合体育大会自転車競技に参加しました。
多くの3年生が、関東大会の予選であるこの大会をもって引退となります。
ロード競技は4月24日、日本サイクルスポーツセンターの5kmサーキットで実施されました。
本校からは都内最多の18名がエントリーしました。
レースは、完走者が出走者の1/3という厳しいもの。
本校からは1名が6位に入賞し、関東大会への出場権は2名が獲得しました。
一方、トラック競技は5月8日、14日の両日にわたって西武園競輪場にて開催されました。
成城からは4名が個人種目のみに参加しましたが、関東大会進出はなりませんでした。
いずれも、近年の成績と比較するとやや淋しい結果に終わりましたが、関東大会に参加する選手も、そうでない者も、各々の次の目標に向けて努力を積み重ねていくことでしょう。
5月15日(日)からアンダーアーマートーナメント新宿代表決定戦が始まり、成城中学校B(2年生チーム)が出場しました。1回戦はオール落合B とでしたが、エラーで失点するものの、投打がかみ合い大勝しました。
2回戦(5月22日)はペガサスボーイズA。先制し、逆転され、追いつくという素晴らしいゲームでしたが、2-2の同点から1アウト満塁のプレーオフで成城Bは無失点、裏のペガサスボーイズAの先頭バッターを三振に抑えはしたものの次のバッターにセンター前に運ばれサヨナラ負けとなりました。
今後が楽しみなチームですので、この悔しい思いを秋の新人戦にぶつけてもらいたいと思います。
頑張りましょう!
【試合結果】
成城中学校B 10-2 オール落合B
成城中学校B 2-2 (p.o. 0-1) ペガサスボーイズA
5月14日(土)に新宿区中央公園にてジャグリングの公演を行いました。
ジャグリング部が同好会から部に昇格して初めての校外活動です。お天気の下、ちびっこたちが集まる集いで、日頃の練習の成果を発揮してきました。今回はジャグリングを始めて1年くらいの中学2年生もたくさん参加し、ちょっと失敗はありましたが、一生懸命な姿に大きな拍手をもらいました。
中学3年春の中学行事では、東久留米市にあるコカコーライーストジャパン多摩工場を見学しました。
この工場の従業員は290人、3交代制で24時間操業とのことで、常時100人ほどが働いている計算です。その工場を、中学3年生266人と学年担任10人で見学しました。
工場内の製造ラインの精密さは大変すばらしく、一つの生産ラインで、1秒に10本の製品を生産していました。目をこらさないと、製品の流れが見えないほどの速度でした。その生産ラインが、6、7本、同時稼働していて、単純に考えて、1秒間に数十本ずつのコカコーラ製品が、多摩工場の周辺地域で消費されている計算になるわけです。コカコーラの工場は、全国に22あり、その全てが同規模であると仮定しますと、1秒間に1000本以上、他社製品も合わせると、もはや想像もつかない数になります。それが我が国の経済規模なのです。
ついでにいいますと、コカコーラは、世界200カ国で販売されているのだそうで、国際連合加盟国以外でも飲まれているということです。アメリカ恐るべしです。
コカコーラが開発された直後(ちなみに本校創立の翌年、明治19年)、わずか4軒のお店でしか飲むことができなかったものが、瓶詰めにしたことによって爆発的に普及したというのですが、この事実はとても大切だと思います。
1.炭酸飲料を詰めても栓が外れない技術の確立
2.規格化された容器(瓶)と瓶ケースの生産
3.製品輸送ルート及びシステムの構築(道路整備含む)
4.冷蔵技術の向上及び普及
5.原材料の確保と製品の安定供給
ざっと考えても、これだけのことが実現できないと、爆発的な普及などあり得ないのです。
現代に生きている我々は、学校や町の自動販売機でコカコーラが飲めることを不思議だと思いませんが、実は、経済がここまで成熟するためには、想像もつかない苦労と改良が積み重ねられているのです。
今回の中学行事では、きっと、そんなことまでは気がつかなかったことと思いますが、そういう目で、いろいろなものを見る習慣をつけてもらいたいと思います。
中間試験の明けた一日、中学1年の中学行事では学校周辺散策を行いました。
今回の目的は
学校周辺を知り、地域の一員であるという認識を深める。
班行動を通じ、目的地まで時間を考えながら行動する力をつける。
というものでした。
生徒は4~5名の班ごとに成城中学校を出発し、5つのチェックポイントを経てゴールの北の丸公園を目指します。
また、「中学行事クイズ~高低差を感じながら歩こう!」を持たされ、散策場所に因んだ地理、歴史のクイズを解きながら歩きます。
その行程は、最短で約8km。
生徒は各自がハンディ版の東京都詳細地図を携えており、班員で話し合ってルートを決めますから、遠回りする道路を選択したり、道を間違えたりすると遠回りになってしまいます。
迷わないためには、最短ではなくても分かりやすいルートを選んだり、目印になる物を捜して歩いたり、という工夫が有効になります。
前日には、小講堂に全員を集めて綿密な事前指導が行われました。
とはいえ、見知らぬ街で地図だけが頼り、というのはほとんどの者が初体験。
中には 「現在地と目的地が地図上で分かっていても、歩き出す方向が逆だった。」 という班もあったようです。
しかし、途中で迷っても諦めないのがたくましい成城生。
街区表示板や交差点名から現在地を割り出したり、地元の方に道を尋ねたりして、窮地を切り抜けたようです。
なんとかすべての班が北の丸公園に辿り着き、所要時間は平均3時間10分。
最も短い時間でゴールに到達した班は2時間07分でした。
今回の中学行事では、木々の緑もまぶしいさわやかな風の中を散策することができました。
周辺の町並みや駅、大学の位置や雰囲気のみならず、話し合いや協力することの大切さも学べたようです。
今回の企画は、つくば駅周辺の研究施設からいくつかを選択して班ごとに見学するというものになりました。3月の修学旅行で実施する班別研修の予行演習という狙いもありました。研究施設はつくば駅周辺に散在しているため、貸切バス6台を巡回させ、これを利用して施設を回ります。班ごとに見学する施設と昼食場所および利用するバスの時刻を考えて、行程を決めました。
見学できる施設は、土木研究所、つくば建築試験研究センター、防災科学技術研究所、筑波宇宙センター、物質・材料研究機構・農業環境変動研究センター、国際農林水産業研究センター、高エネルギー加速器研究器機構、つくばエキスポセンター、地図と測量の科学館、筑波実験植物園、産業技術総合研究所地質標本館、食と農の科学館、サイエンススクエア、筑波大学ギャラリーです。
最初に見学する施設だけ学校の団体見学とし、常設展示では見られない施設の見学などもできました。一番人気はJAXAです。身分証が無いと入れない管制センターなども専属のガイドに案内してもらい、興奮の連続だったようです。成城OBの後を追って、宇宙開発関連の仕事を志す生徒が出てくるかもしれません。また他の研究施設では、実際の研究がおこなわれている研究室で簡単な実験に参加するなど、はじめて「研究」の現場を体感できた生徒もいたようです。研究者という仕事の一端を知ることができたのではないでしょうか。今回は理科系の研究施設がほとんどでしたが、今後の進路選択のきっかけになれば幸いです。
バスが予定の時刻に到着しないなど、いくつか予定外の出来事もありましたが、こういった活動にハプニングはつきものです。臨機応変に行程を修正して、最終的にはすべての班が予定していた解散時間に解散することができました。修学旅行でも班員で協力して知恵を出し合い、行動できるように期待しています。
去る4月29日(金)、高校相撲部は立川練成館相撲場で行われた東京都高等学校春季相撲大会に参加しました。
この大会は、関東大会の東京都予選会を兼ねています。
本校からの参加選手は13名、ほとんどの選手が軽量級のいわゆる小兵力士です。
試合前に監督から「まずは一人一勝を目標にせよ」との激励を受けて、土俵に上がりました。
時には体重が倍もありそうな選手と対戦することもあります。
しかし、誰もが勇猛果敢に立ち向かいます。
その戦いぶりは、普段温厚な成城生の姿からは想像もつかない、闘志あふれるものでした。
結果、高校3年生の大橋正明君が個人戦軽量級(80kg未満)の部において見事4位に入賞したのを筆頭に、体重による階級区分のない団体戦では5校中4位となるなど健闘。
団体でも個人でも第64回関東高等学校相撲大会への東京都代表としての出場権を獲得しました。
関東大会まで、さらに稽古を重ねて存分に活躍してくれることを期待します。
5月26日、高校生は中間試験最終日ですが中学生は試験科目が少なく試験日数が1日短いため、中学行事という名の遠足に出かけます。
今回は、東京の下町エリアを隅田川沿いに歩いて巡りました。
集合は大江戸線両国駅近くにある横網町公園。まず両国国技館横を通過して、相撲部屋を探しました。その後、隅田川沿いを歩いた後で、清澄公園経由で富岡八幡宮へ。さらに門前仲町の街並みを眺めながら東京湾沿いを歩き、途中東京海洋大学に寄り、月島の西仲通り商店街を通って、勝どき駅前で解散の流れとなりました。
中間試験までの一週間は基本、部活動が休止になっていたこともあり、約七キロの行程を歩いた生徒の顔には疲労の色もちらほら。
しかし、解散後の月島もんじゃストリートでは、満面の笑みで鉄板を囲む生徒たちを発見。
試験の開放感も一緒に味わっていたのでしょう。
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