5月14日(土)に新宿区中央公園にてジャグリングの公演を行いました。
ジャグリング部が同好会から部に昇格して初めての校外活動です。お天気の下、ちびっこたちが集まる集いで、日頃の練習の成果を発揮してきました。今回はジャグリングを始めて1年くらいの中学2年生もたくさん参加し、ちょっと失敗はありましたが、一生懸命な姿に大きな拍手をもらいました。
5月14日(土)に新宿区中央公園にてジャグリングの公演を行いました。
ジャグリング部が同好会から部に昇格して初めての校外活動です。お天気の下、ちびっこたちが集まる集いで、日頃の練習の成果を発揮してきました。今回はジャグリングを始めて1年くらいの中学2年生もたくさん参加し、ちょっと失敗はありましたが、一生懸命な姿に大きな拍手をもらいました。
中学3年春の中学行事では、東久留米市にあるコカコーライーストジャパン多摩工場を見学しました。
この工場の従業員は290人、3交代制で24時間操業とのことで、常時100人ほどが働いている計算です。その工場を、中学3年生266人と学年担任10人で見学しました。
工場内の製造ラインの精密さは大変すばらしく、一つの生産ラインで、1秒に10本の製品を生産していました。目をこらさないと、製品の流れが見えないほどの速度でした。その生産ラインが、6、7本、同時稼働していて、単純に考えて、1秒間に数十本ずつのコカコーラ製品が、多摩工場の周辺地域で消費されている計算になるわけです。コカコーラの工場は、全国に22あり、その全てが同規模であると仮定しますと、1秒間に1000本以上、他社製品も合わせると、もはや想像もつかない数になります。それが我が国の経済規模なのです。
ついでにいいますと、コカコーラは、世界200カ国で販売されているのだそうで、国際連合加盟国以外でも飲まれているということです。アメリカ恐るべしです。
コカコーラが開発された直後(ちなみに本校創立の翌年、明治19年)、わずか4軒のお店でしか飲むことができなかったものが、瓶詰めにしたことによって爆発的に普及したというのですが、この事実はとても大切だと思います。
1.炭酸飲料を詰めても栓が外れない技術の確立
2.規格化された容器(瓶)と瓶ケースの生産
3.製品輸送ルート及びシステムの構築(道路整備含む)
4.冷蔵技術の向上及び普及
5.原材料の確保と製品の安定供給
ざっと考えても、これだけのことが実現できないと、爆発的な普及などあり得ないのです。
現代に生きている我々は、学校や町の自動販売機でコカコーラが飲めることを不思議だと思いませんが、実は、経済がここまで成熟するためには、想像もつかない苦労と改良が積み重ねられているのです。
今回の中学行事では、きっと、そんなことまでは気がつかなかったことと思いますが、そういう目で、いろいろなものを見る習慣をつけてもらいたいと思います。
中間試験の明けた一日、中学1年の中学行事では学校周辺散策を行いました。
今回の目的は
学校周辺を知り、地域の一員であるという認識を深める。
班行動を通じ、目的地まで時間を考えながら行動する力をつける。
というものでした。
生徒は4~5名の班ごとに成城中学校を出発し、5つのチェックポイントを経てゴールの北の丸公園を目指します。
また、「中学行事クイズ~高低差を感じながら歩こう!」を持たされ、散策場所に因んだ地理、歴史のクイズを解きながら歩きます。
その行程は、最短で約8km。
生徒は各自がハンディ版の東京都詳細地図を携えており、班員で話し合ってルートを決めますから、遠回りする道路を選択したり、道を間違えたりすると遠回りになってしまいます。
迷わないためには、最短ではなくても分かりやすいルートを選んだり、目印になる物を捜して歩いたり、という工夫が有効になります。
前日には、小講堂に全員を集めて綿密な事前指導が行われました。
とはいえ、見知らぬ街で地図だけが頼り、というのはほとんどの者が初体験。
中には 「現在地と目的地が地図上で分かっていても、歩き出す方向が逆だった。」 という班もあったようです。
しかし、途中で迷っても諦めないのがたくましい成城生。
街区表示板や交差点名から現在地を割り出したり、地元の方に道を尋ねたりして、窮地を切り抜けたようです。
なんとかすべての班が北の丸公園に辿り着き、所要時間は平均3時間10分。
最も短い時間でゴールに到達した班は2時間07分でした。
今回の中学行事では、木々の緑もまぶしいさわやかな風の中を散策することができました。
周辺の町並みや駅、大学の位置や雰囲気のみならず、話し合いや協力することの大切さも学べたようです。
今回の企画は、つくば駅周辺の研究施設からいくつかを選択して班ごとに見学するというものになりました。3月の修学旅行で実施する班別研修の予行演習という狙いもありました。研究施設はつくば駅周辺に散在しているため、貸切バス6台を巡回させ、これを利用して施設を回ります。班ごとに見学する施設と昼食場所および利用するバスの時刻を考えて、行程を決めました。
見学できる施設は、土木研究所、つくば建築試験研究センター、防災科学技術研究所、筑波宇宙センター、物質・材料研究機構・農業環境変動研究センター、国際農林水産業研究センター、高エネルギー加速器研究器機構、つくばエキスポセンター、地図と測量の科学館、筑波実験植物園、産業技術総合研究所地質標本館、食と農の科学館、サイエンススクエア、筑波大学ギャラリーです。
最初に見学する施設だけ学校の団体見学とし、常設展示では見られない施設の見学などもできました。一番人気はJAXAです。身分証が無いと入れない管制センターなども専属のガイドに案内してもらい、興奮の連続だったようです。成城OBの後を追って、宇宙開発関連の仕事を志す生徒が出てくるかもしれません。また他の研究施設では、実際の研究がおこなわれている研究室で簡単な実験に参加するなど、はじめて「研究」の現場を体感できた生徒もいたようです。研究者という仕事の一端を知ることができたのではないでしょうか。今回は理科系の研究施設がほとんどでしたが、今後の進路選択のきっかけになれば幸いです。
バスが予定の時刻に到着しないなど、いくつか予定外の出来事もありましたが、こういった活動にハプニングはつきものです。臨機応変に行程を修正して、最終的にはすべての班が予定していた解散時間に解散することができました。修学旅行でも班員で協力して知恵を出し合い、行動できるように期待しています。
去る4月29日(金)、高校相撲部は立川練成館相撲場で行われた東京都高等学校春季相撲大会に参加しました。
この大会は、関東大会の東京都予選会を兼ねています。
本校からの参加選手は13名、ほとんどの選手が軽量級のいわゆる小兵力士です。
試合前に監督から「まずは一人一勝を目標にせよ」との激励を受けて、土俵に上がりました。
時には体重が倍もありそうな選手と対戦することもあります。
しかし、誰もが勇猛果敢に立ち向かいます。
その戦いぶりは、普段温厚な成城生の姿からは想像もつかない、闘志あふれるものでした。
結果、高校3年生の大橋正明君が個人戦軽量級(80kg未満)の部において見事4位に入賞したのを筆頭に、体重による階級区分のない団体戦では5校中4位となるなど健闘。
団体でも個人でも第64回関東高等学校相撲大会への東京都代表としての出場権を獲得しました。
関東大会まで、さらに稽古を重ねて存分に活躍してくれることを期待します。
5月26日、高校生は中間試験最終日ですが中学生は試験科目が少なく試験日数が1日短いため、中学行事という名の遠足に出かけます。
今回は、東京の下町エリアを隅田川沿いに歩いて巡りました。
集合は大江戸線両国駅近くにある横網町公園。まず両国国技館横を通過して、相撲部屋を探しました。その後、隅田川沿いを歩いた後で、清澄公園経由で富岡八幡宮へ。さらに門前仲町の街並みを眺めながら東京湾沿いを歩き、途中東京海洋大学に寄り、月島の西仲通り商店街を通って、勝どき駅前で解散の流れとなりました。
中間試験までの一週間は基本、部活動が休止になっていたこともあり、約七キロの行程を歩いた生徒の顔には疲労の色もちらほら。
しかし、解散後の月島もんじゃストリートでは、満面の笑みで鉄板を囲む生徒たちを発見。
試験の開放感も一緒に味わっていたのでしょう。
5月26日(木)は5月考査(1学期中間試験)の最終日でした。この日の試験終了後、水泳部の生徒たちが一堂に会し、2016年度のプール開きが執り行われました。
校長先生からのお話があり、その後部長とともにプールサイドの四隅にお神酒をまいて回りました。続いて部長による泳ぎ初め、部員たちによる泳ぎ初めが行われ、プール開きは無事に終了となりました。
本校では水泳部の活動はもとより、プールの授業もプール開きの翌日から始まります。中1が全員参加する臨海学校での班分けのための泳力把握や高2補助員指導、夏休み中のウォーターボーイズの練習から文化祭での公演、牛込成城幼稚園の園児たちの使用など、本校の様々な活動にとってこのプールは欠かすことのできないものです。校長先生からの言葉にもあったように、生徒たち一人一人の泳力が向上するとともに、また一年間事故無く活動してほしいですね。
本日5月28日(土)、今年度最初の説明会、「学校見学会」が行われました。
「学校見学会」および「学校説明会」は昨年度より予約制とさせていただきました。本日の会については、およそ250組のお客様にご来場いただきました。ご来場、心より感謝申し上げます。
見学会では、第1部として小講堂にてスライドを用いて成城中学校・成城高等学校に関する説明をいたしました。校長からは「沿革・教育方針と今後の展望」につ いて、入試広報室の宮本からは「学校生活と進学状況」について、そして中学教頭の元島からは「入試概要」について、それぞれお話しさせていただきました。 成城での1年間の生活の流れや、進学実績等については、「年間行事」や「進学情報」のリンク先をご覧ください。
講堂での説明の後に、複数の班に分かれ、校舎内をご覧いただきました。生徒たちの元気な様子を十分にご覧いただけたでしょうか。
第2回「学校見学会」は6月22日(水)、本校小講堂にて10時30分開始でございます。
本日は、1泊2日の宿泊行事となった中1の春季校外課業2日目の様子をご紹介します。
2日目は朝食後、すぐに朝霧高原の田貫湖に移動しました。夜の間降っていた雨も上がり、青空の下でアドベンチャープログラムを実施しました。田貫湖畔に設けられた数々のアドベンチャーゲームの課題に、約10人のチームで挑戦していきます。一見するとフィールドアスレチックのようですが、どれも仲間が知恵を絞り、協力しないとうまくいかないようになっています。どのチームも、互いにコミュニケーションをとりながら一所懸命に取り組んでいました。
かくして4時間以上も屋外で活動した後、くっきり姿を現した富士山を眺めながら、一行は車上の人となり、一路新宿へ。途中で富士芝桜まつりの渋滞とぶつかりましたが、予定より約30分遅れで無事に解散することができました。
この春季校外課業は所期の目的を概ね達成し、生徒にとっても我々教員にとっても有意義なものでした。これからも、生徒にさまざまな働きかけをしていきたいと思います。
本校では5月23日~26日(中学は25日まで)、中間考査が行われます。
考査開始一週間前の16日からは、一部大会前のクラブ活動を例外として、生徒が放課後に諸活動を行わないテスト週間に入りました。
テスト週間中は、中学生には普段の選択教室が自習室として解放されます。高校生は普段と同様、「自修館」を使用して自習を行うことができます。
どちらの教室でも、黙々とテスト勉強に打ち込む生徒の姿が多く見られ、成城学校の校訓「自学自習」の気風を感じられる時期であると言えます。
また、職員室では積極的に質問にくる生徒が増えるのもこの時期。授業の合間の休み時間はもちろんのこと、放課後になると、職員室前の通路(本校には職員室と廊下を隔てる壁・扉がありません)には質問順番待ちの生徒で行列ができるほどです。中高生の知的意欲に応え、教員も生徒が理解するまでとことん丁寧に指導します。
中高の学びにおいては特に、分からない部分や苦手意識を少しでも減らし理解してゆくことが学習意欲の向上に繋がります。そういった意識・姿勢は、試験の点数如何よりも大切な勉学の基盤ではないでしょうか。
生徒には、自己の学問への取り組み方を時には省察し、向上を図りながら、考査でもベストを尽くしてもらえたらと思います。
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