7月20日~8月1日で行われた新宿区中学生野球大会で、中学3年生のチーム『成城中学校A』が見事に優勝しました。今年は中学3年生のチーム『成城中学校A』と中学1・2年生のチーム『成城中学校B』の2チームで参加しました。成城中学校Bは残念ながら初戦敗退でしたが、次につながるゲームでした。成城中学校Aは初戦の1点差ゲームをものにし、準決勝・決勝も1点差という緊迫したレベルの高いゲームを見せてくれました。夏季選手権大会予選では、準決勝敗退という悔しい思いをしましたが、今大会に向け、自分たちの野球を見つめ直し、練習に励んできました。今大会は何度も「逆転される」と思いましたが、ピンチになればなるほど良いプレーがでて、精神的に大きく成長した姿を見せてくれた大会でした。

 

 

1回戦 成城中A 3-2 ペガサスボーイズB

2回戦 成城中A 7-0 ペガサスボーイズC

成城中B 0-6 オール落合B

準決勝  成城中A 4-3 オール落合A

決勝  成城中A 5-4 ペガサスボーイズA


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最終日の記念撮影の様子

今年度も8月10日(月)から14日(金)の間、第3回の成城版エンパワーメント・プログラムが実施されました。カリフォルニア大学の大学生と2名のベテラン講師を本校に招いたこのプログラムにおいて、80名を超える中学3年から高校2年の希望者は毎日6時間、5日間の英語漬けのプログラムに参加しました。前回と同様に「基礎編」と「発展編」とが設定されました。

 

 

日々のセッションは基本的に5名の生徒と1名の大学生が1グループとなります。中3のグループで1教室を、高1・2のグループでもう1つの教室を利用し、各々を講師の方が統括してプログラムを進行しました。時間ごとで大学生が入れ替わるため、どのグループもほとんどすべての留学生と対話できるよう配慮されていました。

 

 

初日の朝はどの生徒も表情が硬く、つい気心の知れている友人同士で固まってしまいます。プログラムで使用されるテキストは事前に渡されていたので、予習をしてプログラムに参加したつもりの生徒も、思うように言葉が出てこないため、コミュニケーションがうまくいかない様子でした。そのうちに、英語で話すだけがコミュニケーションではないということに気付いた生徒がボディランゲージを利用したりしながら、徐々に自分の伝えたいことを伝えられるようになっていきました。

今回お世話になった2人の講師の方 

今回お世話になった2人の講師の方

今回お世話になった2人の講師の方 

今回お世話になった2人の講師の方

 

留学生とのアイスブレイクの様子

 

 

初日の基礎編、表情の硬い生徒がほとんどです

初日の「発展クラス」、伏し目がちです 

初日の「発展編」、伏し目がちです

2日目、スティーブ・ジョブズ氏のプレゼンをみんなで見ます 

2日目、スティーブ・ジョブズ氏のプレゼンをみんなで見ます

 

今回のディスカッションで扱われたテーマには、「アイデンティティとは何か」、「高齢化社会について考える」、「貧困問題の解決に向けたムハマド・ユヌス氏のグラミン銀行から学ぶ」など本当に様々です。なかなか難しいテーマもありましたが、生徒たちは留学生と様々な意見交換をしながら、積極的に考えることの大切さ、伝え方などの姿勢を自然に学び取ることができるようになっていました。
プログラムが進んでいくと、ただグループ内で話し合うだけではなく、ポスターセッションを行って、自分たちの考えをよりよく伝えるためのアドバイスも留学生から教わり、参加者のプレゼンテーションのスキルはどんどんと向上していきました。

 
また、教室内での活動ばかりではなく、1号館のカフェテリアで海外の遊びを教わって留学生と一緒に遊んでみる、皆で一緒に新しいスポーツを考案してみる、といった活動には、まさに体当たりで臨んでいました。

 

ポスターセッションの様子

 

新たなスポーツを考える活動

 

プレゼンも回数をこなし、徐々に表情がほぐれてきました

 

最終日は、このプログラムのハイライトである個人プレゼンテーションがあります。午前中は留学生にアドバイスを受けながらプレゼンテーションの仕方についていろいろと教えてもらい、何度も練習をしていました。午後はいよいよ本番。基礎編は教室において、発展クラスは小講堂において、それぞれお招きした保護者の方々を前にプレゼンテーションを行いました。どの生徒も自分の思いを頑張って英語でスピーチしました。

 

 

全員の個人プレゼンテーション終了後、小講堂に集合して生徒全員に修了証が授与されました。留学生全員からひと言ずつ挨拶があり、校長先生から英語で閉会宣言がなされた後、参加者全員で記念撮影をしました。その後も生徒たちと保護者の方も交えての記念撮影会となり、どの生徒もどの留学生も、いつまでも別れを惜しんでいました。

 

最終日のプレゼン原稿を相談しています

 

みんなの前で最後のプレゼン

 

最終日、小講堂にて留学生からの挨拶 

最終日、小講堂にて留学生からの挨拶

 

閉会式後も引き続いての記念撮影

この夏、本校の中3、高1、高2の51人が、「オーストラリア・グローバルリーダー研修」へ行ってきました。着いた初日はRunaway Bay Sports Super Centreに宿泊してスポーツ体験をし、そのあとクイーンズランド州の公立校Chancellor State CollegeとKawana Waters State Collegeに分かれ、その学校の生徒といっしょに授業を受けるIntegration、専門の教員から英語の指導を受けるESL、Engineering(日本の学校の「技術」のに相当)での実習、そのほかスポーツ交流など、多岐にわたるプログラムを楽しみました。Queensland大学での講演ではオーストラリアの多文化社会について学び、TRI(臨床医学研究施設)では遺伝子工学の実験を体験しました。成城生1人に対してオーストラリア人生徒1人がBuddyとしてつき、授業だけでなく休み時間や昼食などでも行動をともにしました。宿泊はホームステイで、オーストラリア人家族と週末を含む楽しい経験をしました。

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Runaway Bay Super Sports Centreにて

 

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Kawana Waters State Collegeの生徒たちと授業

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Engineering実習

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TRIで遺伝子工学の実験

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ホストファミリーと

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Chancellor State College の校門前にて

授賞式後の記念撮影、みんな頑張りました

鉄道研究部では、8月17日(月)から19日(水)にかけて、岩手県宮古市で行われた第4回全国高校生地方鉄道交流会に参加してきました。岩手県宮古市は、東京から東北新幹線と在来線を乗り継いで鉄路で5時間程度かかる位置にあります。県庁所在地の盛岡市から真東の位置にある本州最東端の市で、東日本大震災による津波で甚大な被害をもたらされた三陸海岸があります。今回はその三陸海岸を縦貫する形で路線を所有する三陸鉄道を舞台にした交流会でした。

初日は朝8時に東京駅に集合し、宮古駅に13時過ぎに到着しました。今回大会に参加したのは岩倉高等学校鉄道研究部、芝学園中学校・高等学校交通研究同好会、本校鉄道研究部、目黒学院中学校・高等学校鉄道研究部の4団体でした。14時には全団体が揃ってホテルで開会式を行い、三陸鉄道株式会社旅客サービス部長の冨手淳氏から貴重な講演も聴かせてもらいました。さらに、今回の交流会のためだけの特別なフリー切符を作っていただき、生徒たちは感謝していました。

翌2日目は三陸鉄道北リアス線に乗車しながら、写真撮影会を行いました。また、三陸鉄道のご厚意により特別に車両基地の見学もさせていただきました。さらに、震災学習の一環として田老駅において宮古観光文化交流協会が主催する学ぶ防災に参加し、実際に被災した方にガイドをしてもらいながら、防波堤を見学したり震災時の映像を見せていただいたりしました。

最終日には朝から宮古市民文化会館で交流会のメインイベントが行われました。三陸鉄道社長の望月正彦氏による講演に耳を傾けた後、岩倉高校芝学園成城目黒学院の順で「三陸鉄道活性化案」の発表を行いました。この発表のために生徒たちは数カ月に及ぶ準備を行ってきました。審査の後、各賞の発表が行われ、写真部門では中1の生徒の作品が優秀賞に入選、そして企画部門では本校が岩手県三陸鉄道強化促進協議会会長賞(岩手県知事賞)に選ばれました。

交流会は14時頃に閉会となりましたが、16時近くまで乗車できる電車がなく宮古駅で足止めとなり、行きと同様に5時間程度かけて東京駅に到着、解散となりました。

三陸鉄道の冨手氏、手には今回のフリー切符 

三陸鉄道の冨手氏、手には今回のフリー切符

極めて珍しいハガキ大のフリー切符 

極めて珍しいハガキ大のフリー切符

思い思いの構図で写真を取る生徒と三陸鉄道 

思い思いの構図で写真を撮る生徒と三陸鉄道

 

車両基地では被害状況のパネルも紹介してもらいました 

車両基地では被害状況のパネルも紹介してもらいました

 

「学ぶ防災」の1コマ、防波堤の上で説明を聴きました

三陸鉄道社長による講演 

三陸鉄道社長による講演

 

三陸鉄道は震災後わずか5日で運行を再開、復興の象徴となりました 

三陸鉄道は震災後わずか5日で運行を再開、復興の象徴となりました

社長が最もお伝えしたいと力を込めてお話されたメッセージ 

社長が最もお伝えしたいと力を込めてお話されたメッセージ

 

成城の発表で使用したスライドの一部 

成城の発表で使用したスライドの一部

岩手県知事賞授与、実は交流会の会長は本校英語科の大溝教諭 

岩手県知事賞授与、実は交流会の会長は本校英語科の大溝教諭

見本を真剣に見ている部員達 

見本を真剣に見ている部員達

中学バスケットボール部は、8月7日(金)から10日(月)にかけて、3泊4日の夏合宿を行いました。合宿先は、長野県諏訪市です。諏訪市のバスケットボール協会の皆さんの協力のおかげで、毎年、内容の充実した合宿を行うことができています。

1日目は市内の清水町体育館にて、フットワークやディフェンスの基本動作の確認の練習を行いました。諏訪はとても涼しく、部員たちは一生懸命練習していました。
夜は、練習をする中2部員たちと、勉強会をする中1部員に分かれて活動しました。夜のミーティングでは、基本的な競技規則の確認や、これからの予定の確認が行われました。

2日目の朝は、恒例のジョギング。4kmを走って、寝ぼけ顔の生徒もすっかり目覚めていました。この日は脚力を育てるフットワークを行った後、1年生は基本的な3人でのパス回しの練習を行いました。一方で、2年生は本格的な速攻の練習を行いました。

3日目は、諏訪市バスケットボール協会の主催する「信州諏訪カップ」に参加しました。合宿の手助けだけでなく、大会にまで招待してくれた諏訪市の皆さんには、感謝してもしきれません。
成城バスケ部は4つのチームに分かれ、リーグ戦の後にトーナメント戦を行いました。今回は実力別にA・B・C・Dの4つのチームに分けての参加。残念ながら全チーム3位トーナメントという結果でした。結果には満足いかなかったようですが各チーム、本当によくがんばりました。部員たちは接戦を経て、とても大きく成長したようです。
また1年生も本当によくがんばりました。行動の迅速さや個々の責任感に課題は残りましたが、2年生を一生懸命応援し、積極的に手助けをしてサポートしていました。
夜のミーティングでは、2年生に1人ずつプレゼンテーションをしてもらい、これからの課題を共有しました。良い大会になったようです。

最終日である4日目の朝は、毎年恒例の10kmのジョギングです。今年は特別に12㎞走りきりました。全員無事完走。よくがんばりました。
その後、体育館で最後の練習をし、帰りのバスに乗車しました。合宿が終わると本格的に新チームが動き出します。あっという間でしたが、部員たちの心に残る良い合宿だったようです。

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夜の勉強会の様子

 

朝のジョギング

諏訪の高島城 

諏訪の高島城

山頂での記念撮影

 

山岳部は7月考査(1学期期末試験)最終日となる7月8日(水)から翌9日(木)にかけて、毎年恒例丹沢登山合宿を行いました。1泊2日の合宿を通じて、登山に必要な体力、精神力を身につけることはもちろん、テントの張り方、炊事の仕方など、山での生活に必要な技術を学びます。

7月考査から解放された部員達は、すぐにザックを背負って学校を出発。神奈川県秦野市内のキャンプ場にてテント泊の準備を始めます。高1にとっては初のテント泊。高2の生徒からアドバイスを受けつつ作業を進めていきます。この日の天候は雨で、中には夜中にテントが浸水した班もありました。テント設営技術の重要性をあらためて実感させられる経験だったと思います。

2日目は早朝6時にキャンプ地を出発。主峰塔ノ岳(1490.9m)の頂上までの道のりを約4時間かけて歩きます。この日も生憎の雨で、ぬかるんだ道に足をとられ体力を奪われます。それでも高2を中心に声をかけ合い、無事に全員頂上まで辿り着くことができました。高2は前年以上に足取りも軽く、声も出るようになり、一年間で頼もしくなったものだと、引率している教員も感心しました。

7月はこのあと2回合宿があります。それぞれの合宿で見つけた課題を次に活かして、ますますたくましく成長していくのが楽しみです。

自分たちで頑張って張ったテント 

自分たちで頑張って張ったテント

出発前の準備運動 

出発前の準備運動

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大変お世話になりました

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去る8月2日(日)、品川で開催された「第85回全国高等学校速記競技大会」に、本校速記部は東京都代表として出場しました。
上位校の壁は厚く、本校は団体努力賞にとどまりました。全国の強豪校との力量差を実感する大会となりましたが、大会終了後はすがすがしい思いに浸ることができました。

 

団体努力賞の受賞 

団体努力賞の受賞

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去る8月6日(木)~8日(土)にかけて、国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて、速記部の夏季合宿が行われました。
写真は、朗読者が朗読した問題を一斉に反訳(速記文字を日本語に戻すこと)している様子です。どの部員も真剣に作業している様子が見て取れます。

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前日までと比べて穏やかな風に包まれる浜辺前日までと比べて穏やかな風に包まれる浜辺

7月17日(金)~20日(月祝)にかけて千葉県の岩井海岸において2015年度の臨海学校を開校いたしました。

臨海学校は、中1の生徒にとって5月の春季校外課業に続く宿泊行事であり、また本校教員と高2補助員総勢90名程度も同行する、本校最大規模の伝統行事です。開設以来90年近く、1件の事故もなく受け継がれてきました。

 

最終日となる20日(月祝)は朝から穏やかな天候となり、ラジオ体操も無事に行うことができました。この日は朝食後も海に入ることはなく、各クラスで午前中レクを楽しみました。早めの昼食をとり、お世話になった宿にご挨拶をして、バスに乗り込みます。帰りは海ほたるでお土産を買うことができたので、生徒たちはとても喜んでいました。

 

最後は無事に新宿駅付近において解散することとなりました。中1は今回の臨海学校での経験を胸にこれからの成城生活で大いに活躍してもらいたいです。高2の補助員の先輩たちは様々な場面で素晴らしいリーダーシップを発揮してくれました。きっと今回の経験は、彼らの一生の糧となったことでしょう。

 

臨海学校の成功には欠かせない高2補助員

 

自分たちでの配膳も板に付いてきました

 

 

宿の方とのご挨拶

 

宿での記念撮影

7月17日(金)~20日(月祝)にかけて千葉県の岩井海岸において2015年度の臨海学校を開校いたしました。

臨海学校は、中1の生徒にとって5月の春季校外課業に続く宿泊行事であり、また本校教員と高2補助員総勢90名程度も同行する、本校最大規模の伝統行事です。開設以来90年近く、1件の事故もなく受け継がれてきました。

 

3日目も晴天に恵まれたのですが、あまりにも風が強くて危険との判断から、朝のラジオ体操は中止となりました。しかし、午前中の修泳までには風も少しは収まり、無事に午前・午後と修泳を行うことはできました。

 

 

例年ご協力いただいている地元の漁師さんにこの日の海の状態を見てもらった結果、午後には上級クラスが行う予定となっていた遠泳は、今年度は中止することになりました。そこで、中1の全員で浜レクを行いました。浜レクはクイズ大会とスイカ割りが行われ、高2補助員の名司会によって大盛況のうちに終了しました。

 

 

スイカは各宿で夕食として出されたので、生徒たちは喜んで食べていました。夕食後、再び浜に出て花火を楽しむのですが、やはり強風が吹いていたため、できるだけ風下にいないように気をつけつつ、花火で盛り上がりました。

引き続き波の高い3日目 

引き続き波の高い3日目

 

成城丸をバックに写真撮影の準備

この日もヒューマンチェーンで海に入ります 

この日もヒューマンチェーンで海に入ります

 

修泳中の時間を伝える手作りの時計 

修泳中の時間を伝える手作りの時計

こちらは午後の修泳前の準備運動 

こちらは午後の修泳前の準備運動

浜レクのスイカ割り 

浜レクのスイカ割り

 

浜辺に作った貝文字 

浜辺に作った貝文字

修泳後の片付けも終えた海岸 

修泳後の片付けも終えた海岸から

 

夕食後の花火の様子 

夕食後の花火の様子

いろいろな種類の花火で楽しみました 

いろいろな種類の花火で楽しみました

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