
10月に入り、涼しさを感じるようになった土曜日の放課後、東京理科大学の関陽児先生のご案内で、学校周辺の地形を学ぶ「地学巡検」を行いました。本校からは地理研究部の生徒が参加し、東京理科大学の学生の皆さんも加わって、総勢20名ほどの巡検となりました。
学校から牛込柳町駅へ向かう途中には緩やかな坂がありますが、本校は周囲よりやや高い場所にあります。新宿区や渋谷区の一帯は、関東ローム層が河川の浸食作用を受けて形成された複雑な地形で、学校周辺の道路の多くは、かつて川が流れていた跡に沿っているのです。
今回は、学校から駅を通り、外苑東通りを経て、防衛省前から津の守坂、円通寺坂を歩き、かつての川の流れをたどりながら赤坂御用地まで巡検しました。坂を下りながら、実際に水の流れの方向を体感することができ、地形の成り立ちを肌で感じる貴重な学びの機会となりました。
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 甲州街道を越えて、円通寺坂を下ると、急なカーブに出会います。 
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 カーブを曲がって、しばらく歩くと、須賀神社に到着します。 
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 ここは、映画「君の名は。」に登場する有名な場所です。外国人の方がたくさん訪れていました。 
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 関先生からは、神社の多くは崖の上にあって、地形と神社の位置関係について説明がありました。 
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 さらに、歩いて行くと、坂が緩やかになって、ゴールが近づいてきました。 
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 中央線と首都高速の高架をくぐっていくと、小さな神社があります。「鮫ヶ橋せきとめ稲荷」です。ここで、水をせき止めて、ゴミを取り除いていたようです。 
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 赤坂御用地に到着しました。周辺の道を歩いてみると、様々な発見がありますね。 
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 関先生、ありとうございました。次回は、別のコースで解説をお願いします。 







































































































































