以下の展覧会に本校美術部ならびに写真部が参加いたします。

【第53回 東京私立中学高等学校 生徒写真・美術展】
・期日:11月19日(水)〜24日(月)
・会場:東京都美術館ロビー階第1展示室
・時間:9:30〜17:30(最終日は12時まで)
・入場:無料
ぜひ生徒たちの作品をご覧ください。
主催:一般財団法人 東京私立中学高等学校協会
以下の展覧会に本校美術部ならびに写真部が参加いたします。

【第53回 東京私立中学高等学校 生徒写真・美術展】
・期日:11月19日(水)〜24日(月)
・会場:東京都美術館ロビー階第1展示室
・時間:9:30〜17:30(最終日は12時まで)
・入場:無料
ぜひ生徒たちの作品をご覧ください。
主催:一般財団法人 東京私立中学高等学校協会
11月8日(土)、調理室で、東京韓国学校との合同キムチ作りを行いました。両校の生徒約30名が参加しました。家庭科の山田先生と、東京韓国学校の保護者の方6名が指導に当たりました。本校の師親会役員や教職員有志も指導補助として参加しました。
生徒は、各校2~3名ずつ6グループに分かれて調理に取り組みました。本校で栽培している内藤唐辛子を使い、カクテキ、白菜、ニラのキムチを作りました。内藤唐辛子は辛みが強く、それを押さえるために工夫を施しました。



東京韓国学校のPTA(学父母会)会長の方は、生徒にキムチ作りを指導するかたわら、おでん風のトッポギ料理を作りました。チーズを加えたマイルドな風味の汁物で、寒い時期にぴったりでした。

キムチの完成後、生徒の炊いたご飯に合わせて試食を行いました。両校の生徒は初対面でしたが、共同作業と〝同じ釜の飯を食う〟ことで、急速に親しくなりました。
今後も東京韓国学校と様々な交流活動を行っていきたいと思います。


運動会の代休を利用して、中学3年生5名が「スカパーJSAT・横浜衛星管制センター」を見学しました。
彼らの研究テーマは「メディアと民主主義」であり、今回の見学はその学びの一環として実現したものです。見学の申し込みから日程調整まで、すべて生徒自身が行ったため、私はどのような段取りなのかを知らないまま現地に向かいました。
当日はまず、スカパーJSATが手がける3つの主要事業について説明を受け、その後、施設内を見学しました。スカパーJSATでは現在17機の静止衛星を運用しており、人工衛星を活用した多様な通信事業を展開しています。たとえば、船舶や航空機へのインターネット回線の提供もその一つで、飛行機でインターネットが利用できるのはスカパーJSATの技術によるものだと知り、驚かされました。
施設内では、多数のモニターで通信状態を24時間体制で監視し、通信が途切れないよう常にチェックが行われています。さらに、敷地内に設置された大きなパラボラアンテナを通じて人工衛星と通信を行い、さまざまなデータの送受信を行っているとの説明を受けました。
電波そのものは目に見えませんが、目の前に広がる巨大なアンテナを前に、そのスケールの大きさと技術の精緻さに深い感動を覚えました。

人工衛星の姿勢は、現在では「3軸制御」という方法で保たれており、微量の燃料を噴射してアンテナの向きを細かく調整しているそうです。

人工衛星の通信に必要な電力は太陽光パネルによって供給されており、そのパネルの向きが常に太陽の方向を向くように制御されているそうです。

パラボラアンテナは、静止衛星の方向に向けて固定されており、常に同じ位置を捉えるように設定されています。最も影響を受けやすいのは風だそうですが、風速70m/秒にも耐えられる構造になっているとのことでした。

このアンテナは、センター内で最も古いものだそうです。360°全方位に向けることができる唯一のアンテナで、現在も現役で使用されている貴重な設備です。

アンテナの裏側に目を向けると、先ほどのアンテナとは少し構造が異なっていました。裏面はパネルで覆われており、降雪時にはヒーターで積もった雪を溶かす装置が備えられているそうです。

気づけば2時間以上もお世話になっていました。衛星通信にかかわる貴重なお話をうかがうことができ、とても充実した時間となりました。ご案内くださったスカパーJSATの皆さま、ありがとうございました。
10月16日(木)、東京韓国学校のPTA(学父母会)役員の方4名が来校され、本校のPTA(師親会)役員4名と交流を行いました。東京韓国学校とは、去年の夏以降、生徒・教職員の交流を積み重ねています。今回、両校の保護者の交流を始めることになり、PTA役員の顔合わせを行いました。
すぐに打ち解けた雰囲気になり、懇談は1時間半に及びました。興味や関心のあることを尋ね合っては、日韓での違いや、国を超えても変わらないことが分かるたびに、驚きの声があがりました。笑い声が絶えず、会は終始友好的な雰囲気でした。今後、両校の保護者が一緒に活動する機会を作っていこうということで、初回の顔合わせを終えました。


10月に入り、涼しさを感じるようになった土曜日の放課後、東京理科大学の関陽児先生のご案内で、学校周辺の地形を学ぶ「地学巡検」を行いました。本校からは地理研究部の生徒が参加し、東京理科大学の学生の皆さんも加わって、総勢20名ほどの巡検となりました。
学校から牛込柳町駅へ向かう途中には緩やかな坂がありますが、本校は周囲よりやや高い場所にあります。新宿区や渋谷区の一帯は、関東ローム層が河川の浸食作用を受けて形成された複雑な地形で、学校周辺の道路の多くは、かつて川が流れていた跡に沿っているのです。
今回は、学校から駅を通り、外苑東通りを経て、防衛省前から津の守坂、円通寺坂を歩き、かつての川の流れをたどりながら赤坂御用地まで巡検しました。坂を下りながら、実際に水の流れの方向を体感することができ、地形の成り立ちを肌で感じる貴重な学びの機会となりました。

甲州街道を越えて、円通寺坂を下ると、急なカーブに出会います。

カーブを曲がって、しばらく歩くと、須賀神社に到着します。

ここは、映画「君の名は。」に登場する有名な場所です。外国人の方がたくさん訪れていました。

関先生からは、神社の多くは崖の上にあって、地形と神社の位置関係について説明がありました。

さらに、歩いて行くと、坂が緩やかになって、ゴールが近づいてきました。

中央線と首都高速の高架をくぐっていくと、小さな神社があります。「鮫ヶ橋せきとめ稲荷」です。ここで、水をせき止めて、ゴミを取り除いていたようです。

赤坂御用地に到着しました。周辺の道を歩いてみると、様々な発見がありますね。

関先生、ありとうございました。次回は、別のコースで解説をお願いします。
0月14日(火)、台湾の国立台南第一高級中学の廖財固校長が来校されました。日本出張のお忙しいスケジュールの合間を縫い、本校を表敬訪問してくださったものです。
同校は、台湾南部随一の名門男子校です。1922年の創立以来、陳水扁元総統はじめ、各界にあまたの俊秀を輩出してきました。近年では、台湾における探究学習の拠点校として、台湾の教育を牽引しています。
本校との関係は、2022年の教員の交流を皮切りに、今年3月の台湾研修で同校を訪問し、生徒どうしの交流が始まりました。今後も生徒、教職員間の交流を積み重ね、互いに学び合い、刺激し合いながら、信頼関係を構築していきたいと思います。

廖校長(左から3人目)より百歳の書家の方の揮毫になる軸をご寄贈いただきました
毎年、文化祭実行委員会から「校長賞として1団体を選んでください」と依頼されるのですが、これが本当に大変なんです。全部の団体を満遍なく見なければならないのですが、2日間あるからと油断していると、1日1回しか公演しない団体を見逃してしまうこともあります。さらに、卒業生に声をかけられるとそこで何十分か取られてしまったり、飲食団体の生徒に捕まって食事に時間を費やしてしまったりと、限られた時間の中で全ての団体を回るには、かなり綿密なスケジュール管理が必要になります。
どの団体も一生懸命取り組んでいるので、本当は全部に賞をあげたいところですが、最終的には苦渋の決断で1団体を選ばなければなりません。一応、いくつか観点を設けて観点別評価(学習指導要領のものとは違いますよ)で点数化しようと考えているのですが、結局は途中から面倒になり、簡単なメモを残すのが精一杯です。
まずは、印象に残った団体をいくつかご紹介します。

科学部:看板は、レーザーカッターで木製合板に焼き付けたものです。

科学部:今年も、東京理科大学の化学実験サークルの皆さんに、参加していただきました。

科学部:部員によるサイエンスショー

中1ミサンガ作り:とても賑わっていました。

射的の部屋:小学生に人気のアトラクションです。

ホップコーン販売:黒板に動画を投影して、並んでいる人を飽きさせない工夫がありました。

将棋同好会:不思議な人が対局中でした。

体操部:毎年人気のマッスルミュージアム

図書委員会:ポップ製作

古典ギター同好会:中庭での独奏・ハーモニカも演奏して、盛り上げていました。後ろの列は、山岳部によるカレー販売です。

合唱部:毎年、座席が満席でなかなか、中に入れないんです。

高2:メキシカンポテチ

小学生に人気のラジコンカーレース

ストレス解消部屋:何の部屋かと思ったら、新聞をビリビリに破いていいそうです。

大型ビー玉転がし?

家庭科室では、飲食団体の調理で大忙しでした

平和講演会:東友会(東京被爆者団体)の方と本校生徒(高校生平和大使)による講演会

中学野球部:屋上でのスピードガン測定

高1:スムージー販売

バドミントン部:アクセサリー作り

屋外:出店(焼きそば・ホットドッグ・ケバブ)

そして、校長賞は「演劇部」の皆さんに決定しました。
途中から見させてもらいましたので、最初はどのようなストリーか、まったく読めなかったのですが、観ているうちに、これはタイムスリップの話なんだと、少しずつわかってきて、最後に過去と、未来とがつながって、なるほどと納得しました。
マイクを使わずに、きちんと通っていて、素晴らしい演技でした.
演劇部のみなさん、おめでとうございます。


文化祭にご来場いただき、誠にありがとうございました。
初日はあいにくの雨模様でしたが、生徒たちの熱気に後押しされ、午後には晴れ間ものぞき、賑やかに文化祭をスタートすることができました。前日までインフルエンザによる欠席者が相次ぎ、思うように準備が進まない場面もありましたが、軌道修正を重ね、生徒たちが協力して当日までに準備を整えることができました。今年は高校生のクラス企画がすべて飲食を提供する出店となり、開会直後から、校内には食欲を誘う香りが漂い、賑わいを演出していました。

一般公開する前に、体育館で全校生徒が集結して、オープニングセレモニーが行われました。今年も、このために作成された動画は、なかなかのクオリティーで見応えがありました。

最後には、みんなで踊り出して、前夜祭のような雰囲気になっていました。

体育館に、1600人が全員集まることができるって、すごい広さですね。
お客さんに、各ブースに入ってもらうには、廊下の装飾が重要な要因の一つとなります。いかに、人目を引くことができるのか、部屋の中の様子をイメージしてもらうために、それぞれの団体が工夫を凝らして、製作した看板に注目してみました。

生徒のロッカーは、文化祭では重要な看板に変わります。

トランプがいいアクセントになっていますね。

同じトランプでも、このようなデザインは、人目を引きます。

パステルカラーでロッカーを覆って、柔らかい雰囲気にしています。

バドミントン部は、恒例、使い古しのシャトルを使ったアクセサリーづくりの部屋でした。

LEDの電飾を使ったこれまでにはない発想ですね。

今年は、レンガ調の壁が流行だったようです。


廊下の装飾までは、手が回らなかったようですね。ハードではなくて、ソフトで勝負です。
8月18~21日に東京都立大学で開催された日本生物学オリンピック2025本選に、高校3年G組(理系生物選択)の川崎浩一朗君が出場しました。日本生物学オリンピックには2011年から、高校理系生物選択者を中心に有志を募って参加しており、これまでに予選優秀賞(上位5%)8名、優良賞(上位10%)12名、本選出場5名という結果を残してきましたが、今年も予選上位10%に4名が入るという立派な成績を成績を修めることができました。なかでも川崎君は予選81点の高得点で見事に本選出場を果たすという快挙を達成しました。ここに川崎君の健闘を称えたいと思います。

自然科学分野に関わりのない方々には馴染みのないコンテストだと思いますから、川崎君の奮闘ぶりを知っていただくためにも、日本生物学オリンピックがいかなるものなのかを説明したいと思います。
日本生物学オリンピックは、生物学の面白さや楽しさを体験してもらうことを目的として全国規模で開催されるコンテストで、国際生物学オリンピック日本代表選考を兼ねて実施されています。国際生物学オリンピック日本委員会が主催し、科学技術振興機構等の共催や文部科学省等の後援のもと、毎年7月中旬に予選が実施されます。予選では理論問題による試験を行い、本選出場者約60名が選抜されます。ただし、国際生物学オリンピックに派遣する日本代表候補(高2以下)の選考も兼ねるので、25名以上は高校2年生以下から選抜されます。従って、高校3年生以上(既卒生も含む)からは、最大でも35名程度しか選抜されません。なお昨年度までは本選出場枠が80名、高校3年生以上枠が50名だったので、今年度はより一層狭き門となりました。そして8月に3泊4日の合宿形式で行われる本選では、実験試験が行われ、予選も含めて成績上位者には各賞が授与されます。

本選出場校には全国のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)がひしめき合っています。またSSHではない学校では、灘・開成をはじめ、そのほとんどが、毎年、東大京大に多数の現役合格者を輩出している全国トップレベルの高校ばかりです。本選出場を果たした川崎君は、日頃から学校の勉強に真摯に取り組むだけでなく、体育祭や文化祭をはじめとした学校行事にも熱心に参加し、高校2年時には臨海学校補助員をつとめた生徒です。このような生徒が今回の快挙を達成したことを、教科担当者として誇らしく思います。
本選では全国から集まったトップレベルの高校生をはじめ、第一線の研究者と交流を深める事ができたと思います。高校3年生の夏休みといえば、受験勉強に専念したい時期であったと思いますが、かけがえのない貴重な経験を得たことでしょう。今後は志望する大学に進学し、科学者の卵として研鑽を積み重ね、世界に羽ばたいていってほしいと願っております。(菅原歩)
今年度の文化祭は9月13日(土)・9月14日(日)に実施いたします。
本校の文化祭は「予約不要」です。開催時間は以下の通りです。
| 1日目:9月13日(土) | 10時00分~16時00分 ※予約不要 |
| 2日目:9月14日(日) | 09時00分~16時00分 ※予約不要 |
※ 近隣の皆様のご迷惑となりますので、開催時間前のご来校はご遠慮下さい。待機場所等はございません。
※ 自転車・バイク・お車でのご来校はご遠慮下さい。
※ 上履きは不要です。
※ 飲食物の提供も行っております。飲食ができる場所を設けておりますので、食べ歩き・飲み歩きなどは絶対におやめください。
※ 悪天候のため、屋外で予定されているプログラムについては中止または変更される場合がございます。
※ おむつ替えスペース、授乳室があります。ご利用になりたい場合は、スタッフにお声がけください。

今年の文化祭のテーマは交差点を意味する、「intersection」です。成城生と来場者の皆様が一体となって楽しめる空間を作っていきたいという思いからテーマを決めました。
僕は高校2年生になったこの年が人生で一番大変で楽しい1年間です。こんな楽しい時間を共有したいそんな思いで今年の文化祭実行委員長に立候補しました。
今回の文化祭では、大人の方々には「こんな青春時代あったな」と言う思いで、受験を考えてる小学生の皆さんは「将来こんなことをするのか」と期待をふくらませながら楽しんでほしいです。
最後に、僕は講演会に登壇予定なのでぜひお越しください。
(文化祭実行委員長より)
文化祭実行委員が作成している文化祭ページもご覧ください。随時更新中です。
※後日発表いたします。
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