先週、一年生では最後となる、そうごうの時間がありました。うたコーナー、ひょうげんコーナー、じっけんコーナー、つちコーナー、もっこうコーナー。いつも金曜日になると、朝から、「きょうはそうごうあるよね?!」と張り切っている姿や、「次はどのコーナーにしようかな。」と、ワクワクしている姿が見られました。最後の回のそうごうが始まる日には、「このコーナー、最後にとっておいたんだ!」「〇〇ちゃんは、最後は何コーナー?」などと、嬉しそうに話している姿も見られました。

木工コーナーでは、かなづちやノコギリを使って作品を作る中で、子どもたちそれぞれの素顔が垣間見えました。のこぎりで厚い板を切った子、薄い板は切りにくいのに一人で試行錯誤する子、途中でアドバイスを求める子、切りにくいので、電動のこぎりで切ってもらう子、ノコギリが得意で友達に「手伝おうか?」と声をかけている子。また、一人でくぎが打てず、友達に手伝ってもらっている子や、友達が作ったもので、一緒に遊んでいる子たちもいました。「こうしましょう。」「これを作りましょう。」ではなく、そこにある木片から子どもたちが想像を働かせて作品を作っていく「そうごう」の時間は、楽しいだけではなく、子どもたち同士の関わりを生む場でもあり、個人の成長の場でもあるのですね。(1年学年通信「大きな木」)

 

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