…ギターだったんだけど1年生のそうごうの時間では、子ども同士の素敵なかかわりを見ることがあります。今週のそうごうの時間にもそんな姿がありました。木工コーナーで大きな木材をくぎを使って作品を作っている子がいました。「なあに?」と聞くと、「ギターだよ」といってギターを弾く真似をして見せてくれました。弦は輪ゴムをくぎにひっかけて作っていました。「おもしろいね」とほめると、照れておどけた表情をして弾くのをやめてしまいました。

友達が近寄ってきてこの作品を見るなり、「バイオリンみたい」とつぶやきました。すると、なるほどと納得したのか、この子はバイオリンを弾く真似を始めました。友達のつぶやきを聞いて、別の見立てをして遊び始めたのでしょう。その様子を友達はニコニコして見ていました。二人の間には私には聞こえない曲が流れているようでした。

子どもには子どもだけのすてきな世界があるように思います。

 

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