消防署見学

はしご車 体験!

消防署見学

1年生の「さんぽ」の一環として、田園調布消防署に見学にいきました。出発の前に、消防署や火災について話し合い、「社会」を「探検」する心構えができたように思いました。

 消防署では、子どもたちはポンプ車のホースの長さに驚いたり、はしご車のはしごの高さにびっくりしたり、要請を受けて出場する救急車を目撃したりと、消防署の様子を自分の目で確かめることができました。

「このポンプ車は東日本大震災のときに、20時間かけて気仙沼に行ったんだよ。」という署員の方のエピソードに子どもたちも感心しきりでした。

質問コーナーでは、興味津々の子どもたちからいろいろな質問が飛び出しました。

「消防車は何台あるんですか。」

「あそこにあるドアは何ですか。」

「普段はどんな仕事をしているんですか。」

「消防士にはどうしたらなれるのですか。」

どの質問にも署員の方は誠実に答えてくださり、子どもたちは消防士の方が身近に感じられたようでした。

翌日の子どもの日記には、見学で学んだことがしっかりと書かれていました。

今日は(朝から)3時間目まで消ぼうしょに行った。はしご車やポンプ車や消ぼう車のワゴン車もありました。はしご車ってとおくから見ると少し小さいけど、近づいてみると大きく見えました。そこがぼくが見つけたちがいです。(略)消ぼうしさんがかっこよかったです。ぼくもかっこいい消ぼうしさんになって町の火事をけします。

実際のはしご車を見て、この子はその大きさ、存在感に圧倒されています。イメージのはしご車と実物のはしご車の「ちがい」に気付けたことは、この子にとって大きな成果でした。消防士さんの訓練でのきびきびとした動きや説明してくれた親切な態度に、憧れを感じているようです。社会で働く人たちとの触れ合いから、大切さを改めて感じました。(第1学年 学年通信『ファミリー』より)

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