8月7日から12日まで、中等部9年生の山の学校が開かれました。例年、学園施設である「浅間寮」で行っていますが、今年度は6月に浅間山がごく小規模とはいえ、噴火したため、安全を考えて宿泊先を急遽新潟県に変更しました。宿舎となった「湯沢ニューオータニホテル」ではいつもよりも1泊少ない5泊6日でしたが、9年生は落ち着いて学習に取り組みました。

9年の山の学校では、1日9時間の学習時間が予定されていました。初めのうちは落ち着きませんが、友達が真剣に取り組む姿を目の当たりにすると、いやでも自分の今の姿と向き合わざるを得なくなります。そして、次第にどの子も真剣になっていきます。つらい受験勉強も、友達となら一緒に乗り越える勇気が生まれます。ホワイトボードに赤字で書かれた目標「克己心」を子ども自身も自覚されたことでしょう。この体験が「自信」につながります。

高校入試まではあと数か月。ここで培った自信と力をこれからの厳しい受験勉強に生かしてほしいと願います。がんばれ9年生!

 

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