手作り風車1すみれ運動会の練習の合間、1年生の「手作り」の時間に「かざぐるま」を作りました。紙皿の周りを切り、爪楊枝をモールで押さえてストローに差し込めば出来上がりです。「できた!」と喜んで中庭に走って行った子が、しばらくして「回らない…」と言いながら教室に戻ってきました。「先生のかざぐるまと比べてごらん」と見せると、しげしげと眺めてから「わかった!羽が折れてる!」と気が付きました。それを見ながら作った子が「教えて…」と言ってきた友達に何人か教えてあげ、教えられた子がほかの子に教えて、という具合に羽を折る技術(スキル)が広まっていきました。遊びを通して学び合いの輪が広がっていきました。かざぐるまが回るようになると、きれいに色をぬったり風上に向けて走ったりと、それぞれが思い思いの遊び方を楽しんでいました。終わった後の話し合いで子どもたちに話を聞き、19日の公開授業の日には、改良型のかざぐるまを作ることになりました。どんな工夫が見られるか楽しみです。

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