CIMG7200からりと晴れあがった秋の日、1年生は東調布公園に散歩に行きました。公園にある機関車D51(デゴイチ)に向かったグループはD51に乗り込み、「出発しまーす!」と遊んでいました。「石炭をいれなくちゃ!」「あたし、お客さん。」「客車は後ろでーす。」「はーい!」「切符を見せてくださーい。」「このはっぱでいい?」と物語を作っていきました。「石炭が足りない!誰かもってきて。先生、もってきて!」「え~?」「僕がもってくる!」と、物語に乗り切れない教師を尻目に、子どもたちは空想の世界を共有して楽しんでいました。1学期にもD51で遊びましたが、これほどの盛り上がりはありませんでした。1年生の生活も半年を過ぎて友達関係ができ、「この子はこんなことを望んでいるのだな」、「こんなふうにお話を作ると楽しいな」などとお互いを考えながら遊びを創り出せるようになったのでしょう。一人一人の育ちと共に、子ども同士のかかわりも育ってきているのがよくわかりました。(第1学年学年通信「ひだまり」より)

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