CIMG10773年生に続いて、5年生も2泊3日浅間寮での生活を過ごしてきました。5年生はこれで4回目の宿泊行事です。旅先での生活の仕方や集団での行動にも慣れていました。わからないことをCIMG1092CIMG1096 友達同士で教え合ったり、行き過ぎたことには注意し合ったり、具合の悪い子には気配りをしたりと周りの様子を見て行動し、進んで助け合おうとする姿勢が見られました。

川遊びの時間には元気なとんぼっ子らしく寮の敷地を流れる小川に大きなダムを作り、水をせき止めて大はしゃぎをしていました。「夜散歩」では真っ暗な道を一人で歩く子が何人もいて、たくましさに感心させられました。

 

5年生の山の学校の1日目のイベントは軽井沢でのピッキオのネイチャーツアーです。4人のスタッフに引率されて4つのグループで自然観察をしました。歩いていたら見過ごしてしまうような、生き物たちの生活の痕跡や生きる知恵をスタッフに教えてもらうことで、自然の不思議さやおもしろさを感じることができました。ツアーから戻ってきた子どもたちは「アブラチャン…」「ムササビはかわいかったよ!」などと口々に発見したことを教えてくれました。清明の子どもたちは理科好きがおおいのですが、理科好きに火がつきそうです。CIMG1048

CIMG1014 山の学校2日目は、浅間牧場へのハイキングでした。よい天候に恵まれましたが、海抜1,000mを超える高原を渡る風は肌寒いくらいでした。山に到着すると、子どもたちは原っぱで思いきり遊びました。電子ゲームがないと何をしていいかわからない現代っ子が多いという話も聞きますが、清明のとんぼっこたちは木登りをしたり、坂で「だるまさんが転んだ」をしたり、バッタをたくさん捕まえたりして、たっぷり1時間夢中で遊びました。山を下りて牧場でとれた牛乳を使ったソフトクリームを食べてから、蒲原観音堂へ移動しました。1853年、浅間山の天明の大噴火によって多くの犠牲者がでました。前日に校長先生から、蒲原観音堂に逃げる途中に階段で埋まってしまった2人の女性の話を聞いた子どもたち。友達を背負って階段を上ろうとしたり、階段を上って「あと23秒で助かったのに。」と話したり、階段で埋まっていた二人の犠牲者に手を合わせていたりしました。CIMG1018

蒲原観音堂で 退寮式夜の肝試しでは暗闇の中を一人で堂々と歩き切った子や怖くて大泣きした子もいましたが、消灯後は昼間の疲れが出たのでしょう、ぐっすりと眠りました。

3日目は寮の大掃除をして、退寮式をしました。代表の子がお世話になった方々に感謝の気持ちを伝えるスピーチをし、大きな拍手をもらいました。帰りはJAの方に案内していただき、キャベツ狩りをしました。とれたばかりのキャベツの甘いこと!「お母さんにロールキャベツを作ってもらおう!」と喜んでいる子もいました。

2泊3日の軽井沢での生活。初めての宿泊行事で心配もありましたが、みな楽しみながら山の学校を終え、たくましくなったように見えました。

 

山の学校入寮式CIMG0953山の学校夕食22日から2泊3日で学園の浅間寮での生活を体験しました。

新幹線で軽井沢まで移動し、鬼押し出し園を見学しました。浅間山が作り出した鬼押し出しの風景に驚いたり、暗い岩陰に黄色くはっきりと光るヒカリゴケに感心したりと、子どもたちは興奮気味でした。浅間寮に到着後、入寮式を行いました。代表の子は寮管理の職員と食事を作ってくださる業者の方、写真屋さんに立派な挨拶ができ、大きな拍手をもらいました。

敷地内を流れる小川で川遊びと入浴が終わると、楽しみにしていた夕食です。夕食は豪華とはいえませんが、心のこもった食事でした。1日元気に過ごし、友達と一緒に食べたことでお代わりをする子が多かったです。

その後は家族と離れて初めての夜。少し涙の流れた子もいたようです。

 

ひっくりかえる1年生の今週の手作りの時間には、「ひっくりかえる」を作りました。工作用紙をセロテープで縦に張り合わせ、輪ゴムをかけて遊ぶおもちゃです。輪ゴムの力で工作用紙が弾かれて空中高く飛び上がるのを見て、子どもたちはびっくり。思わず「うわー!」と声が上がります。自分たちで作った「ひっくりかえる」も高く跳び上がり、またまた大喜び。色を塗ったり、輪ゴムを2本に増やして高く飛ばそうと工夫したり、筆箱を立てて定規を渡し、「ひっくりかえる」に棒高跳びをさせようとしたりしていました。

「作る工夫」と「遊ぶ工夫」を楽しんでいました。子どもたちはよく考え、よく作ります。感心しました。

CIMG0564CIMG0566初等部では毎週火曜日の朝、講堂で朝礼を行います。今週は浅野学園長がお話をしました。浅野先生のお話は、昔話の素話です。素話とは、道具を持たずにするお話です。絵本の読み聞かせとは違い、お話をいったん自分のものにしてから聞き手の様子を見ながらお話をするので、事前の準備が必要です。でも、絵がないために話し手も聞き手も想像しながらお話を共有できることは素話のいいところです。年間で10回ほどいろいろな昔話をしてくれるので、子どもたちは楽しみにしています。

今回のお話は「山伏とこっこだぬき」というお話でした。たぬきを驚かせた山伏が、逆にたぬきに化かされて驚かされるというお話です。ちょっと怖い場面もあるお話でしたが、1年生も楽しんで聞いていました。低学年の頃から絵本の読み聞かせを聞いて育った初等部の子どもたちは、お話を真剣に聞いています。素話を通して、先生の伝えたかったことを自分なりに感じ、考え、心が育っているのではないかと思います。

サツマイモ苗絵を描く1年生は毎年サツマイモの栽培をしています。清明農園に植える芋の苗が届き、みんなで観察をしました。アサガオと違って苗を植えること、葉っぱの形がスペードに似ていること、茎の色がアサガオと同じように上と下では違っていることなどに気付きました。1本の苗からたくさんのいもができることを教えてくれた子がいて、ほったいもをみんなで料理して食べたいね、と盛り上がりました。土曜日に定植に行く予定です。お天気は今のところ応援してくれそうです。

初めての絵の具作品1年生は、先週の美術の時間に初めて水彩絵の具を使って絵を描きました。絵の具の道具はみな個人持ちですから、道具の使い方、絵の具の使い方や道具の片付け方などを教えてもらい、覚えなければなりません。子どもたちは説明を一生懸命に聞き、手順を覚えて、絵の具に挑戦しました。初めての絵の具学習ですから、好きな絵を描きながら絵の具に親しみます。子どもたちは、筆に水につけて絵の具をのばしていく描き方などを体得していきました。最後の道具の片付けも丁寧に行っていました。「またやりたい!」「次は飛行機を書きたい!」と、次の美術の時間を楽しみにしていました。初めての絵の具

 

たんけんごっこ水遊び船遊び天候にも恵まれ、1,2年生合同の「たんけんごっこ」が二子玉川の河川敷で行われました。野川と多摩川の合流地点のやや上流にある小さなせせらぎが子どもたちの遊び場になりました。お弁当を食べ終わった子どもたちは、2年生が作ってくれたプラスチックトレーの船を流れに浮かべたり、小さな石を拾ってダムを作ったりして川遊びを楽しみました。自然の中で2年生のペアと思い切り遊んで、たくさんのことを学んできたようです。

色板2回目1算数の色板あそびの2回目を行いました。1回目で使った色板に長方形を加えた4種類の図形を使って作品を作りました。前回よりも材料が多かったことや友達とのかかわりが増えてきたこともあり、友達と協力して作っているグループが増えました。その分、ダイナミックな作品が増えました。また、勝手がわかってきたことや友達の作品を見に行ったこともあり、どの子も前回よりもダイナミックな作品が増えました。色板2回目2

色板2回目3出来上がった作品に満足げな表情が印象的でした。最後にどのグループの作品がよかったか、お互いに投票し合って“コンテスト”をしました。1位になったのは、5人が協力して作った「大きなお城」でした。1年生の今の時期にこのチームワークのよさ!これからの成長が楽しみです。

休み時間に1年生が校庭で一輪車で遊びました。初挑戦の子が多く、鉄棒や上り棒につかまりながらなんとか乗れました。ぐらぐらしながらも、サドルに乗れるだけで大喜びです。けれども姿勢を長く保つことができません。まして前に進むことなど到底無理そうです。2年生が一輪車に乗ってみせると、1年生はびっくりした表情。一輪車で遠ざかっていく姿を羨望のまなざしで見ていました。その後、1年生の目の色がちょっぴり変わりました。「お姉さんのように乗れるようになりたい!」と大きな目標ができたようです。がんばれ!1年一輪車遊び 

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