12月14日(金)、本日の講師は「○○の為に!」、という「志」を持って生きている方。
講師:本間一憲先生
【プロフィール】
・日本サッカー協会 技術部 強化グループ 東京オリンピック責任者 日本代表オリンピックチーム担当(裏方の仕事で目立たないが、輝いている男)
【生い立ちから経歴】
・中学生時、今の仕事に携わるきっかけとなった先生と出会う。
・2年生の時にJリーグが発足。将来サッカー選手になりたい!
・恩師との出会いもあり学校の先生にも興味を持つ。
・この頃から将来を考え、勉強も一生懸命頑張る。
・高校受験 友達と同じ学校に入るつもりが、自分は落ちて違う高校へ進む。
・この受験失敗時に友達が一緒に泣いてくれた。今でも大切な友達。
・高校時代は、誘惑に負けずに横道にもそれず、3年間過ごす。
・ここでも教員免許をとるために、学校の先生になるために、親へ迷惑をかけたくなかったこともあり、逆算して考え、自分を信じ、先生を信じ、仲間を信じて頑張った3年間。
・大学は順天堂大学に進み、インカレにも出場し、選手とマネージャー業務両方、チームと仲間の為に頑張る。悪い流れ、悪い環境にも負けず、ぶれずに目標に向かって、努力しつづけた4年間。
・大学卒業後、ジェフユナイテッド市原・千葉に就職。
・2011年から日本サッカー協会代表チーム部に所属し、ロンドンオリンピックを目指す。業務内容は、監督と選手の間に入ったり、主にチーム運営。メダルには届かなかったが、44年ぶりベスト4
・2013年からU19日本代表総務 AFCU19選手権ベスト8
・2015年~ U20日本代表総務
AFC U-19 バーレーン2016初優勝
FIFA U-20 5大会ぶり出場 (冨安・堂安)
【学生時代、一生懸命にやってきた事】
・授業は真剣に聞く。
・部活も一生懸命やったので、帰宅後勉強する元気はなかった。
・授業をしっかり聞いて受けていれば、テストの成績は悪くはない。
・例え試合に出ていなくても、部活は一生懸命。そうすることで、自信。大学へ行ける、と信じて頑張った。時には勉強が遅れてる仲間と一緒に机に向かい、教えながら、自分でも確認、自信をつけていった。
・仲間を支えたり、支えられたりしながら将来を真剣に考えるようになった。
・寮生活で学んだことも、大きい。
・そして教員免許を取得して、教員になりたいと思いつつも「今しかできない事にチャレンジしようと決意」「サッカーの仕事がしたい」。
・大学の授業で「10年後の自分」という考えさせられる内容で、今でも記憶に残っている。
・ 「日本サッカー界に携わりたい・関わりたい」 その為に、日本のトップレベルJリーグのクラブに就職し、日本サッカーのトップレベルを学ぶ。
【2020年東京オリンピックに向け、全力を注ぐ覚悟】
・ロンドンオリンピック以上の内容で!
・自分がやってる仕事は誰でもできる仕事。しかし自分にしかできない事がある。
・監督・コーチ・選手・家族・サポーター・仲間の為に、全力で頑張ります。
【中学生に質問】
1.信じあえる仲間はいますか?
2.胸を張って誰よりも頑張ってると言える人はいますか?
3.なぜ、あの時に仲間を助けられなかったかと後悔がある人はいますか?
・「誰かを思う気持ち」「思いやり」是非これをエネルギーに変えて頑張って下さい。
【最後に】
・自分の思いを描き続ける大切さ。将来こうなりたいと思っても、希望通りに行かなくても、また次に目標を持って歩み続ける事が大切!
・たくさんの人と自分から関わることで、自分が鍛えられ、自信につながっていく。
・人とのかかわりが少ない人は、それなりの人生で終わってしまう。
【番外編】
「代表の森保監督は純粋にサッカーが好きで、裏表がなく、オープンマインドで、誰もが森保監督の為に頑張ろうと思える素晴らしい存在」
本間先生、お忙しい中、貴重なお話、ありがとうございました。