本校の中学生は、キャリアプログラムとして、講談社「Rikejo」とコラボして様々な体験をしていますが、今回は中3が「大学百科」作りをしました。

すでに中3は、夏に講談社でリアルな仕事体験をしています。
(その時の模様はこちらからご覧ください。)

「働く」ということへのアクティビティをこなした生徒たちが、次に向かうのは、
・仕事から勉強への逆算&モチベーションアップ
・大学を見る目の育成
です。

特に、大学については、必要に迫られて見に行く高1のオープンキャンパスとは違い、まだ余裕をもった姿勢で見比べられる中3の時期に大学を見ておく意義は大きいと思われます。

そして、ただ大学を見に行っても意味がないので、
・オープンキャンパスのように「よそ行き」の顔ではなく、「素」の大学を探求し、理解を深める
・大学理解のための視点や考え方を持ち帰る
・大学生や大学職員との交流を通して多様な意見や価値観に直面し、勉強や将来設計について自律的に取り組めるようにする
という視点で見に行くようにしました。

事前に大学評論家の山内太地氏から独特な、そしてリアルなお話を伺った生徒たち。
グループで、自分たちで選んだいくつかの大学に2日間をかけて出かけてきました。

そして、見聞きしてきたことを持ち帰り、話し合い、まとめたものが以下の冊子としてまとまりました。

 

もちろん、講談社さんとのコラボですから、冊子作りについては多くのお話を伺うことができました。
その上で、自分たちなりに工夫をして冊子を作り上げました。

さらには、その冊子について、体験してきた感想について、各大学の特徴について、山内氏や講談社の編集担当の方々を前にプレゼンテーションしました。

学食でおなかいっぱい食べまくったり、施設を比較したりなど、独自の視点で各大学を見比べていました。
また、普段はなかなか外部の人は入れてくれないらしい図書館に入れてもらえたグループもありました。
変わったところでは、学生に突撃インタビューをしてみてそれぞれの大学の学生の雰囲気の違いを寸劇っぽく発表したグループもありました。

最後に、調査・構成・内容といったポイントで優秀チームが表彰され、その後、しっかりと振り返りをして終了となりました。

夏の体験の際に提案した、ある「ペン」の商品化に向けたその後の動きのお話なども伺うことができ、リアルな仕事についての再確認もできました。

夏の体験や、今回の大学訪問を経て、生徒たちは「卒論」の制作に向かいます。
どんな作品が出来上がるか、楽しみです!

講談社Rikejoのサイトはこちらからご覧いただくことができます。

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