先週の土曜日、中学3年生の「論語講座」が行われました。

 

この講座は成立学園の創立者が二松学舎大学の卒業生であったことが縁で始まった特別講座です。

第1回 江藤茂博(学部長・教授)『論語』入門
第2回 牧角悦子(教授)『論語』における「孝」について
第3回 久米晋平(助手) 孔子と人間の可能性について
第4回 町泉寿郎(准教授) 昔の読み方で『論語』を読もう
第5回 中根公雄(非常勤講師) 孔子の「仁」に対する思い
第6回 高山節也(中国文学科主任・教授) 『論語』にみえる孔子の本音とは

全6回の講座の最終回となった今回は、二松学舎大学文学部中国文学科主任 髙山節也教授による「『論語』にみえる孔子の本音とは」です。

孔子が実際に行動していたことと、論語に書かれていることには矛盾があり、そこから孔子の本当の姿を読み取ってみようというお話でした。

生徒たちの感想です。

「孔子の論語はこれからも語り継がれるだろう。今の代を生きる私たちは後世に何を残せるだろうか。」

「孔子がその時代に対しても、そして後世に対しても、影響を与えたということは素晴らしいことだと思います。」

「今を生きる人間より、昔を生きた人間の方が優れた考え方をしているのではないか。」

「孔子はありがたい言葉をたくさん説かれている。今まで全然知らなかった論語に触れて、孔子ってすごい人だなと思った。今の時代にこんなすごい考え方をできる人がいるのか。」

 

次年度は、高校生にも聞いてもらえるような講座を開いたり、中2で取り組んでいる江戸文化歴史検定の学習とリンクさせたりというように、より幅広く取り組んでいこうと考えています。

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