1/25(土)、中3の「卒論発表会」が行われました。

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成立学園中学・高等学校では、「発表会」と銘打った行事が少なくありません。

しかし、そうした発表会と比べて、この卒論発表会が大きく異なる点が2つあります。

それは、

「1人で発表すること」

「準備期間が長いこと」

です。

 

ここまでの3年間で様々な体験をしてきました。

そこから「働くということ」というテーマのもと、自分の興味や関心に沿って職業についてその現状を分析し、問題点を見つけ、本やインターネットを使って調べて自分なりに予測を立てます。

その上で、その分野で実際に働いている方々にインタビューを行い、考察を加えていくものです。

特に今年は、既存の職業にSDG’sの観点から自分なりの新しい価値を追加していくという取り組みを進めました。

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担当教諭とマンツーマンで1年かけて行います。

担任とクラスの生徒30〜40人ということではありません。

生徒1人に対して教員がそれぞれ1人つきます。

これはできそうでなかなかできることではないと思います。少人数教育のメリットです。

 

これまでの3年間で、グループで発表する機会はたくさんありましたが、1人での発表は、それも全校生徒・保護者を前にしての発表は初めてでした。

そのためか、いつも以上に緊張していて発表前は手が震えている生徒もいました。中にはしっかりと観衆に訴えるようなパフォーマンスを披露してくれるツワモノもいました。

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すべてがいい経験です。
彼ら・彼女らのこれからの高校での3年間がますます楽しみになりました!

中1・2の生徒たちは、司会進行を頑張ってくれました。
そして発表を聞いた後は、それぞれ自分のiPadから講評を送信しました。

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先輩たちの発表内容を聞いて、これから自分が歩む道筋がおぼろげながらでも見えてきたのではないでしょうか。
来年がまた楽しみです!

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