成立学園では、ナショジオの取り組みを始め、読書や論語講座などさまざまな体験などを通じて、「教養」を広げます。
そのことで、生徒たちの器を大きくする、別の言い方をすれば知的好奇心を目覚めさせることができ、そのことが、「見えない学力」をつけ、そしてテストなどにあらわれる「見える学力」が培われると考えています。
3月9日(土)、中学校ナショジオ発表会が実施されました。
これまでは、成立祭の中で高校生と同じように実施してきましたが、中学校全学年が揃ったこともあり、中学校としての開催となりました。
ナショジオの魅力の一つは、写真の持つ力です。
毎号素晴らしい写真が数多く掲載されていますが、それらの中からこれという写真を選び、そこからインスパイアされたことについて、各学年それぞれ8 チームが、中1:食、中2:環境、中3:科学というアース・プロジェクトのテーマに沿って、内容はもちろんのこと、スライドや発表方法などに工夫を凝らし て発表しました。
各チームのテーマ一覧です。
《中1》
「時を超えて受け継がれる漁 ~世界の漁業を比較~」
「南極に住む動物たちの関係と食生活 ~食物連鎖~」
「多年生植物を農業に」
「寒い地域で育つ作物や料理」
「太陽嵐と食」
「品種改良」
「それでも毒ある食べ物をなぜ食べるのか?」
「日本とアフリカの食文化の違い」
《中2》
「グレート・バリア・リーフの環境問題」
「火山の噴火によって起きる影響」
「放射線が及ぼす人体への影響」
「ハワイの環境」
「Earthquake」
「絶滅する動物たち」
「落雷について」
「中国の大気汚染」
《中3》
「空間を演出する」
「運まかせ The END」
「心霊現象の解明」
「宇宙の不思議」
「- TWINS -」
「味だけ近づける!」
「人は人の心を動かせるか?」
「映像はえぇぞー!!」
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講評は中村尚哉さん(日経ナショナル ジオグラフィック社取締役 兼「ナショナル ジオグラフィック日本版」出版・新規事業担当)からいただきました。
中村さんには、この取り組みを始めた4年前からずっと発表を見ていただいています。
今回の講評として、中学校3学年がすべて揃った発表会に対する感慨や、中2・3の成長ぶり、中1の(つい1年前までは小学生だったとは思えないくらい)しっかりとした発表などについて、コメントをいただきました。
そして、各学年の最優秀チームには、ナショジオ賞として貴重な書籍(中1:『世界を変えた100日』、中2:『ピューリツァー賞受賞作品全記録』、中3:『ナショナルジオグラフィックが見た日本の100年』)を贈呈していただきました。
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