1月8日、始業日でしたが、午後からは、毎年恒例の教職員を対象にした救急法講習を実施しました。
平成18年度から開始し、今年で8年目となります。
毎年少しずつアレンジを重ね、心肺蘇生法だけではなく、怪我の手当なども取り入れてプログラムを組んでいます。
さて、今年のテーマは、「乳児・幼児の心肺蘇生法と怪我の手当」としました。
成立学園は、幼稚園・中学・高校の生徒たちがメインですが、ゼブラスクールで小学校の生徒さんが来校したり、小さな子どものいる教職員も増えてきたため、今年は、講習内容を成人から乳幼児へ変えてみました。
幼稚園・サッカー部コーチ・中高の先生方など、学園全体から54名の教職員が参加しました。
講師は日赤東京都支部より3名の指導員の方に来ていただきました。
まずは、ストッキングを使った応急処置法です。
男性陣は、手に取ったストッキングに戸惑いを隠せない様子でしたが・・・。
しかし、頭の圧迫固定や上腕の吊り方を学び、ストッキングの意外な活用方法に一同「へぇ~」と感心。
次に乳児・幼児の心肺蘇生法です。
吹き込み量やパッドの張り方など成人の心肺蘇生法と異なり、力の加減が難しい様子でした。
最後に、本校にある成人用モデルで比較をしてもらいました。
「こんなに押し方が違うのか」「胸が広い」などなど、大人と子どもの違いを掴みました。
3時間の講習でしたが充実した内容となりました。