このたび、文部科学大臣表彰「子どもの読書活動優秀実践校」を受賞しました。
高校での3年間で多くの本と出会い、新しい発見や様々な思考を磨いてほしいとの考えから、
男女共学となった平成16年度より推薦図書の紹介をし、
「朝のホームルーム」や「総合的な学習の時間」を中心とした読書活動を「Read&Write」と称し、
8年間続けていることが評価されました。
成立学園では、読書を始め、ナショジオの取り組みやさまざまな体験などを通じて、「教養」を広げます。
そのことで、生徒たちの器を大きくする、別の言い方をすれば知的好奇心を目覚めさせることができ、
そのことが、「見えない学力」をつけ、そしてテストなどにあらわれる「見える学力」が培われると考えています。
読書によって言葉の運用能力が豊かになり、それにともなって生徒の学力もアップすると考えた結果、
中1・2の”前期”では、「本を読むことを中心に置き、多読をする」、
中3・高1の”中期”では、「主に評論を読み進めていく」ことで、「文を論理的に読むこと」、
そして「文を論理的に書くこと」につなげていき、
「発信力を養う」=「自分の考えをしっかりと自己表現し、それを実現するための行動力を持つ」生徒の育成に取り組んでいます。