2年生の歴史総合、「日本の近代化のはじまり」の場面です。まずは、国内的な視点として、「岩倉使節団」「近代化政策(富国強兵、殖産興業、地租改正など)」そして、「伊勢暴動」などを取り上げ、「上からの近代化」と「民衆暴力の変質(江戸時代の一揆との比較)」の意味についてまとめていきます。

 

 

その後、対外的な視点として、「近代国家」としての国境を確定することが求められたことについて学びます。現代の国境との違いを調べてみます。

 

 

 

そして、欧米列強との関係を背景に「上からの近代化」が急ピッチで進められていく意味について考察していきます。また、改めてそうした「変化」の中で自分たちのそれまでの“当たり前の生活”が変えられていった人達(その中には犠牲の側面も含まれながら・・・)が政府や社会に対して「声をあげる」「行動で示す」ことについても考えていきます。

明治以降の「近代化」は、現代の私達の社会や「豊かさ」のベースになっているはずです。ただし、その中には様々な「矛盾」や「課題」も含まれており、現代の諸問題にもつながってきます。歴史総合の授業を通して、「社会を見る目」を豊かにしていってほしいと思っています。

 

 

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