正則高校では今年度より全学年でオンライン英会話を導入しています。フィリピン人の講師と1対1で25分間、英語でコミュニケーションを取り、日本のこと・フィリピンのこと、様々な話題を交流します。
 外国人講師とのチームティーチングは経験している生徒たちも、英語しか通じない方と初対面で話すのには緊張した様子。iPadの画面上に相手が映るまでの数分は、教室に重たい空気が流れます・・・。

 しかし始まってしまうと、身振り手振りを交えて時には笑いもこぼれながら会話する生徒たちの姿。25分間という長くも短くも感じる時間の中で、様々な内奥を伝えようとする様子が伝わってきました。今年度内に残り4回、次回に話したい内容を考え、英語の表現を自分のものにしながら、実際に使える英語の習得に向かって学習に励んでいきます。

 何人かの感想を紹介します。
(今回が初体験の生徒)『たくさん会話ができて楽しかったです。一方的に質問されるだけの時間にならないでよかったです。自分の英語が伝わったときの喜びは、いままで感じたことがないものでした。次の授業ではもっとスムーズに話して、沢山話すことが出来るようにしたいと思います。』
(昨年度、先行実施していたクラスの生徒)『4回目のオンライン英会話で徐々に会話が弾んでいるように思えてきた。1回目はタイピングがないとどうしようもなかったのに、1回で聞き取れるようになるまで成長した。また、相手の方も質問してくれたし、自分からも質問できるようになり、自分でも成長しているように感じた。』

感想の1人目の生徒のプリントには、このような記述が。教科書の中だけの表現ではなく、内容がある生きた会話をしていることがうかがえますね。相手への気遣いが素敵だなと思いました。

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